タイという国

タイに住んでみて、見たこと、感じたこと、経験したことを"うだうだ"と書いています。
お暇なときに、ごゆっくりどうぞ。
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それではごゆっくりお楽しみください。

はじめに
 禁煙について
交通について。その1
交通について。その2
交通について。その3
交通について。その4 交通について。その5
鳥インフルエンザ
シラチャ
タイスキ
ノンカイの火の玉
ショッピングセンター
ガラディナー
キャベッジ アンド コンドーム
高層ビル ロイカトン
そごう
Motor Expo がんばる 床屋
チーウイット氏
年末年始 正月行事 パンティッププラザ
洗濯
結婚式 ビールの虫 家内の誕生日
バレンタインデー
さしみ プーケット ムーガタ
タイに赴任される方へ
タイに赴任される方へ 2 タイに赴任される方へ 3 ラーメン亭
4月
火事 国歌 ドラえもん
エンポリアムの駐車場
エンポリアムの駐車場 2 お葬式 コンビニ
壊れる その1
壊れる その2 スーパーマーケット。 蚊。
タイの病院 その1
タイの病院 その2 タイの病院 その3 タイの歯医者
タイ人との晩御飯
ニックネーム 結婚 フードコート
料金の支払い
バンコクの日本料理店 タイのトイレ その1 タイのトイレ その2。
ガソリンスタンド
タイのトイレ その3 さみしい タイの地図
ショッピングセンター その2
お葬式 その2 お葬式 その3 タイ式英語の発音
映画館
野良犬の名前 郵便局 タイのラーメン。
オカマと献血
交通事故 携帯電話その1 携帯電話その2
ソンクランの渋滞
ショッピングセンターのカート 携帯電話その3 タイの病院 その4
タイでゲームを買う
ロータスにて 銀行にて。 DVDプレイヤー

1989年に私が初めてタイに来る事になったとき、タイの事なんてなにも知らなかった。
タイってどこにあるの?、タイってどんな国?、
タイって何語を話してるんだろう?
タイ語なんですけど。
タイ語なんて見たことも聞いたこともなかったし。
それが普通なんじゃないかな。日本に住んでいれば。今でも。

あれから15年。
気がつけばタイ人の家内と子供まで一人いるという状態になってた。
うっかりしてたな。
タイの滞在期間も10年超えたし。
バンコク沈没なんて言葉もあるように、タイにはうっかりしてると取り込まれてしまう不思議な魅力がある。
タイに長く住んでいる人たちと話すと、いつも同じ話題。
日本てなんて住みにくい国なんだろうって。
日本には帰りたくないよねって。
タイの魅力って何だろう。
未だによくわからない。
よくわからないけど、日本よりもタイの方が居心地が良いのは確か。
日本に帰りたいと思わないもの。
いまさら帰ってどうするんだという話もあるが。

そんな私が15年前に初めてきたときの話から、今日の話、タイでの日常、見たこと感じたことなどを綴っていきたいと思う。

役にたつ話ではないと思うけどね。
でも、タイに仕事で来られる予定のある方、タイに遊びに行ってみようかなーと思っている人には、少しは役にたつかもしれない。

このメルマガを読んで、タイの魅力を少しでも感じてもらえたらと思う。

初めてタイに来たとき、一言のタイ語もわからず、たばこを買いに行った。
今でこそ、バンコク周辺には、セブンイレブンなどのコンビニがたくさんできているので、別に言葉が話せなくても買い物には不自由しないが。
当時住んでいたアパートを出ると、屋台があった。
見るとたばこも売っている。
遠くまで歩いて行かなくてすんだな。
たばこを指さして、屋台のおばちゃんの顔を見ながら、指を3本立てる。
おばちゃん、にこやかに微笑みながらたばこを3本渡してくれた。
いや、3本じゃなくて、3箱欲しいんだけど。
と思ったが、ポケットにあった小銭を手のひらにのせ、おばちゃんの方に向けると、おばちゃんはにこやかに、3バーツを受け取った。
私もにこやかにその場を立ち去った。
タイではたばこをばら売りしている。
知らなかった。

ちなみに今でも、ばら売りしているので、タイに遊びに来られた方でたばこを吸う方は、タイのたばこを一本買って吸ってみるのもおもしろいかもしれません。
というわけで、たばこの話題は次回に続く。

創刊0号 2004年 9月 14日 発行

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たばこを吸う私が言うのも何なんだが、このまえ日本に一時帰国したとき、成田から上野まで京成のスカイライナーに乗った時、喫煙席を選んだのは大失敗だった。
電車に乗り込んだとたんに、ものすごいたばこのにおいで、上野に着いたときは気持ち悪くなっていた。

学生の頃からたばこを吸い始めてもう20年以上。
やめたいんだけどやめられないのは困ったものである。
肺はきっと真っ黒だな。

数年前にタイでは、レストランとか、ホテルのロビーは全面禁煙となった。
私が初めてタイに来た、1980年代の終わり頃には、デパートの中をくわえたばこで歩いている人がいたのに、変わったものである。
そごうなんて当時エスカレーターの所に灰皿がおいてあったもんね。

レストランが禁煙になったとき、ヘビースモーカーの私は、かなりつらく感じたが、今では平気になった。少なくとも食事が終わるまでは、吸いたいとは思わなくなったから。

禁煙のレストランの入口付近で、数人でたむろしてたばこを吸っているのは、たいてい日本人。
かっこ悪いなー。と思いつつ、私もその中の一人だったりするわけで。

仕事で企業を訪れると、応接室とかに通されるわけだが、テーブルに灰皿があれば、日系企業と思って間違いない。
タイでたばこを吸っているのが目につくのは、日本人と中国人である。
白人も吸う人はいるが、少数のようである。
とはいっても、ここ数年の禁煙ファシズムといっても良いくらいの禁煙運動の盛り上がりで、日系企業でも喫煙所以外での喫煙を禁止している企業が増えてきているのが実状である。

某日系企業に行ったら、喫煙室が、以前の三分の一の広さになっていた。

このままたばこを吸える場所が少なくなっていくのが世界の趨勢なんだろう
な。
それにしても、秋葉原のある東京都千代田区なんて、外でも禁煙。
世界中で、外が禁煙なのは、ここくらいではないか。
外では吸っても良いと思うが。人に迷惑がかからないように、投げ捨てしないようにすれば。
バンコクではたばこの投げ捨ては罰金である。

問題は日本人相手の居酒屋。
やっぱり居酒屋で飲んでるときはたばこ吸いたいよね。

なんて思っていると、いつの間にかほとんどのホテルのロビーではたばこを吸える場所が出来てるし、日本人相手の居酒屋では、吸えたりする。

合法なのかどうかは知らないが。
おそらく違法だな。居酒屋は。

噂によると、レストランは禁煙だが、パブはいいとのことで、ホテルのロビーの一部をパブとして登録したとか。
ここはホテルのロビーではない、パブなんだ、と主張する。
確かにコーヒーとかビール飲めるからね。
まあ、何をしてもいつの間にかなし崩しになるのがタイなんだね。

創刊1号 2004年 10月 3日 発行

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バンコクを歩いていると、歩道でバスを待っている人たちがいる。
最近は、屋根付き、イス付きのバス停が増えてきた。
屋根がないバス停の場合、炎天下でバスを待つなんて、タイ人がするわけがない。
近くの日蔭で待っている。
バスはそこがバス停と決められていたかのようにそこに止まるので、バスを待つ場合、タイ人が待っている場所で一緒に待つように。
そうしないと、一人炎天下で待っていたのに、バスは本来のバス停でないところで止まって、そのまま行ってしまう。
自分の乗ろうとしているバスが来たら、手を出して合図しないと、降りる人がいなければそのまま止まらずに行ってしまう。
多くの人が待っているバス停では、自分の乗るバスを素早く見つけるために車道沿いに、20メートル位、人が並んでいる時がある。
自分の乗りたいバスが、離れた場所に止まったら、バスの方にダッシュして乗りたいという意志を伝えないと、そのまま行ってしまう。
なかなかエキサイティングである。

タイの路線バスの運転の荒さは定評がある。
乗ろうとしているところなのに、発進する。
まだ降りきっていないのに発進する。
急発進、急ブレーキは当たり前。
路線バスに乗る場合、乗るとき、降りるときはしっかり、ドアのところの取っ手をつかんでいる必要がある。
乗ってからも安心してはいけない。
すぐに発進するので、すぐに何処かにつかまる必要がある。

9月、タイの路線バスから落ちて、女子大生が死んだ。
バスから落ちて死んだのは初めてではないそうだ。
なぜバスから落ちるの?
と日本では思うけれど、タイのエアコンなしのバスの場合、ドアはないか、あっても開けっ放しが普通である。
ドア付近にいて、急にハンドルを切られたら、振り落とされる。
渋滞していると、振り落とされる心配はないが、少しでも間隔があいていると、つっこんでいくので、こんどは周りの車が、いつバスにぶつけられるか心配しなければならない。
どうせバス停で停まらなければならないのだから、二車線、三車線の道路で中央寄りを走ることないと思うのだが、少しでも前に行こうと、中央車線に出てくる。
バス停が近づくと、強引に、歩道側にバスを寄せる。
寄せきれない場合、そのまま乗客を降ろす。
降りる乗客は、車の間をぬってつっこんでくるバイクに気をつけなければならない。
まったく困ったものである。

おばあさんが、バスに乗ろうとしていた。
大丈夫かなと見ていると、バスはきちんと止まり、車掌さんが、おばあさんの手を引いてバスに乗せてあげると、乗客の一人が席を譲り、おばあさんをきちんと座らせるまで、発車しなかった。
走りはじめてからの運転の乱暴さは、変わらなかったが。

第2号 2004年 10月 4日 発行

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日本と違い、バンコクには、数種類のバスが走っている。
エアコンなしのバス、エアコン付のバス、少し高いエアコン付で全員座れるというバス。
当然エアコンなしが一番安いわけで。確か3.5バーツだったかな。
約10円。
当然バスはボロい。
この値段でバスを買い換えるのは無理である。
一番高いエアコンバスが、35バーツ。
なんと十倍である。
バスで移動する場合でも、懐具合で選択できるようになっている。

バスの他にも、タクシーがある。
初乗り35バーツ。
バンコク市内ならば、200バーツを超えることはない。

バス、タクシーともに、バンコクの渋滞を覚悟する必要がある。

渋滞をさけるためには、スカイトレイン(BTS)(高架鉄道)、および最近できた地下鉄。
日本では見ることの出来ない、バイクタクシーがある。

バンコクのタクシーは、10年ほど前までは、メーターがついていなかったた めに乗る前に、運転手に行き先を告げて、料金交渉をしなければならなかった。
タイ語が出来なくて、土地勘もない旅行者にはとても不便であった。

タクシーにメーターがない頃、下手なタイ語で交渉して、何とか値段を下げたのは良かったのだが、乗ってみると、実はすぐ近く。
歩ける距離であった。

今は、ほとんどのタクシーにメーターがついているので、行き先さえ言えれば、ほとんど問題はない。
日本のタクシー同様、メーターは時間距離併用である。
だが、バンコクは一方通行が多い。
その為によく聞くトラブルが、タクシーが遠回りをしたというもの。
実際そういうこともあるようだが、ほとんどの場合、一方通行のために、遠回りをしなければならないのに、観光客は知らないから、遠回りをされたと思いこむケース。

バンコクでタクシーの運転手をしている人は、田舎から出てきた人が多い。
運が悪ければ、田舎から出てきたばかりの運転手にあたることがある。
その運転手が遠回りをした場合、単純に道を知らないと言うことがある。

タクシーを止めて、行き先を言う。
運転手 「場所を知っているか?」
私  「知っているよ」
運転手 「OK」
というわけで、ここをまっすぐ、次の信号で右、とか私が指示しながら走っていくこともある。

田舎から出てきて、バンコクでタクシーの運転手をするのも大変である。
やっとバンコクの主だったホテルの名前を覚えたと思ったら、ホテルが身売りして名前が変わる。
ここ数年、ずいぶん名前が変わってしまった。

知り合いがタイに来て、マックスホテルに泊まっているという。
初めて聞く名前である。場所を聞くと、サンルートホテルのように思うのだが。
はたして、元サンルートホテルであった。

次回は、タクシーを買った話について。

第3号 2004年 10月 8日 発行

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タクシーを買った。
もちろん私が買ったわけではない。

家内の親戚で、バンコクでタクシーの運転手をしている人がいるのだか、いままでタクシーを借りてたのを、自分で買って営業することにした。
日本で言うところの個人タクシーのようなものか。

タイでは、タクシーの運転手はタクシー会社に勤めているわけではない。
タクシー会社からタクシーを借りて、走り回り、タクシーのレンタル料、ガス代を売り上げから引いた残りがもうけとなるわけである。
売り上げが少なければ、もうからないどころか赤字になる。

タクシーの初乗り料金は、35バーツ。
バンコク市内だと、まず200バーツを超えることはない。
タクシーのレンタル料は、車の新しさ、程度に応じて、1日、900バーツから、500バーツくらいとのこと。
1日900バーツも払うのならば、自分でタクシーを買おうとも思うわけで。

なかなかきびしい。
毎日朝早くから夜遅くまで走らないと、売り上げが上がらない。
親戚のタクシーの運転手も、うちに来るといつもソファーで寝ている。

タクシーの車種は、政府により決められているので、ベンツでタクシーをしたくても出来ない。
そんなことをする人はいないとは思うが。

買ったのは、カローラベースのタクシーなのだが、値段を聞いて驚いた。
なんと120万バーツ。
タイでは車が高いのは知っているのだが。
普通のカローラでも、高いグレードにオプションを付けたりすると100万バーツを突破する。
タクシーの場合は、ガソリンだけではなく、LPガスで走るように改造し、また、メーターもつけなければならないし、タクシーの塗装もしなければならない。
高くなるのはしょうがないとは思うのだが。
タクシーの自動車本体は、300万円以上と、おそらく日本のタクシーより高いのに、運賃は、初乗り 35バーツ、すなわち100円ほどと、日本とは比較にならない。
結局、この差が人件費の違いという事なのだろう。

町中をながすとガス代がもったいないので、ホテルの近くとか、繁華街の近くで客待ちをしているタクシーもいる。
客待ちをしていても、メーターで走ればいいのだが、夜の繁華街で客待ちをしているタクシーは、まずメーターを使わない。
料金交渉が復活する。

有名なタイの繁華街、パッポンで遅くまで飲んだとき、タクシーに乗ろうと料金交渉を始めた。
あまり高いのはパスして次のタクシーと交渉する。
まあ、このくらいなら良いかという値段で交渉がまとまったのだが。
走り出すと、メーターのスイッチを入れていないとお巡りさんに止められる可能性があるために、スイッチは入れておく。
ところが、その日は大渋滞。
日本と同様、メーターは時間距離併用のために、どんどん金額は上がっていく。
ついに交渉の値段を超えた。
何のために違法行為の交渉をしたんだか。
運転手のぼやくこと。
結局あまりにもかわいそうなので交渉した値段に少しチップを足したが、
悪いことをして金儲けしようとしても、どこかぬけているタイ人である。

第4号 2004年 10月 11日 発行

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うっかり忘れていた。
バンコク名物トゥクトゥク。

三輪でトゥクトゥク音を立てながら走っているタクシー。
うっかり忘れるくらい、ここ10年で少なくなってしまった。
未だにメーターはついていないから料金交渉はしなくてはならないし、エアコンは無いしで、普通のタクシーが増えると共にどんどん減っている。
確かに値段も安くないし。
乗らずに見ていると、気持ちよさそうだが、実際は、バンコクの騒音と、汚い空気にさらされているわけで、決して快適ではない。

今はもう、観光客相手、特に白人が好きなんだなこれ。
あるいは学校帰りの子供達、7人以上で乗っている。
市場の買い物帰り。荷物が濡れてても問題ないから。
大きな荷物を持っている人、テレビの箱も積める。
タクシーでは無理だな。

少なくなってきたけど、トゥクトゥクにはなくならないでほしい。
やっぱりタイの景色にはなくてはならない物だと思う。
観光客にとっては、だけれど。

トゥクトゥクは、タイの地方都市に行ってもあるのだが、おもしろいことに、町ごとに形が違う。
地方では、トゥクトゥクと呼ばずに、サムローとよぶこともあるが。

たとえばアユタヤのトゥクトゥクは昭和30年代に日本で一世を風靡した、ダイハツミゼットそのものである。
知らない人は、おとうさん、お母さんに聞いて見てください。

他の町では、運転席までの前半分は、オートバイ、うしろのタイヤを二輪にして、人が乗れるようにしたものが多い。
ほとんどの場合、オートバイの小さなエンジンで走っているのだが、なかには車のエンジンがついているのもある。
一度運転してみたいと思う。
オートバイ程度の車体に車のエンジン、お客さんが乗っていなければ、アクセルをふかすととんでもない加速をするような気がするのだが。

おもしろいところでは、どこの町だったか忘れたが、Fiat500を改造したものがある。マニアの人は是非見に行ってください。
さすがにこれは三輪車ではなく、四輪車である。
ちなみにFiat500というのは、ルパン三世が乗っていた、イタリア製のかわいい小型車である。

なぜ町ごとにいろいろ形が違うのか不思議なのであるが。

ちなみに日本でも有名な観光地パタヤには、この種の三輪車はない。
不思議なんだが。

パタヤでは、ソンテオと呼ばれる、ピックアップトラックを改造したバスが走っている。

パタヤの町中をぐるぐる回っていて、好きなところで乗って、好きなところで降りる。
降りたときに、助手席にまわって、5バーツ位の料金を払う。
このソンテオ、必ず助手席に人が乗っている。
料金徴収係というか、運転手の話し相手というか。

タイ人って、本当に寂しがりやだから、まず一人で仕事しないな。

第5号 2004年 10月 15日 発行

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さて、バイクタクシーである。
一時期、危険だから禁止しようという話もあったのだが、便利でみんなが利用しているとのことで、禁止するという話は聞かなくなった。

バンコクに行くと、ソイの入口に、バイクと一緒に何人かの若いあんちゃん、(なかにはそう若くないオッサンもいるが)が、たむろしている。
ちなみにバンコクの道路は、魚の骨のような形になっていて、太い骨の部分をタノン、そこから突き出した細い骨の部分をソイと呼ぶ。
この道の構造がバンコクの交通渋滞の原因の一つでもあるのだが。
それはともかく。

タイ人は歩かない。
ソイの中にある自宅から大通りに出るまでさえ、タイ人は歩かない。
そこでバイクタクシーの出番である。
オーイとか言いながら、ソイの入口でたむろしているバイクタクシーの兄ちゃんを呼ぶ。
兄ちゃんがバイクで迎えに行って、ソイの入口まで、あるいは他の場所まで、バイクの後に乗せて運ぶわけである。
この場合、バイクタクシーを呼んだ場所から、バイクタクシーのたむろしている場所まで、見えているわけで。
まあ、日本人なら歩くな。
あるいは、大通りでバスを降りた場合も、バイクタクシーに乗る。
このバイクタクシー、乗せてもらうだけでなく使い走りもやってくれる。
たとえば、どこどこの屋台で昼ご飯を買ってきてくれとか、郵便局で郵便を出してきてくれとか。

以前、ソイの中の家を尋ねていったとき、場所がわからなかったので、バイクタクシーに先導をたのんだ。
まあ、いろいろな使い道があるわけで。
あっ、ちょっとちょっと、この荷物積むのを手伝ってくれ。
なんてのもあり。
こうなると、バイクタクシーというよりも便利屋である。

友人との待ち合わせ場所に行くのに、タクシーを待っていた。
そういうときに限ってなかなかタクシーが来ない。
私が立っているすぐ近くで、バイクタクシーがお客さんを降ろした。
バイクタクシーの運チャン、乗って欲しそうにこちらを見ている。
私が行こうとしていたのは、ソイの中ではなく5キロ以上離れた場所で、大通りも走るので、まあ行かないだろうと思ったが、せっかくだから、行き先を言って値段を聞いてみる。
なんと行くという。しかもタクシーの半額以下で。
急いでもいたし乗ることにしたのだけど。
大通りに出てから、とにかくとばすこと。とばすこと。
車に追いつくと、その隙間につっこんでいく。
膝が車に当たらないようにバイクタクシーの運チャンのお尻を挟み込む。
そんなことしたくないけど。
運チャンもされたくないだろうけどね。
死ぬかと思いながら目的地についた。
バイクタクシーは短距離に限る。

それにしても。
1日いったいいくらの売り上げがあるんだろう。
ほとんどは、仲間と、うだうだしているだけで。
何とか食べていける程度だろうとおもう。
会社に勤めて時間に縛られる生活よりも、自由を選んだという事なんだろうな。

第6号 2004年 10月 21日 発行

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またまたタイでは、鳥インフルエンザが話題になっている。
今回はトラが主役である。
シラチャという所にある動物園では、トラが83頭死んだそうな。
原因は、鳥を生で餌として与えていたからと言われているが。

鳥インフルエンザ、タイ語では、カイワットノック。
直訳すれば、鳥かぜ。
なんだか全然怖くないな。トラを殺す力があるのに。
やっぱり怖いものには、怖そうな名前をつけて欲しい。
AIDSなんて怖そうだもの。
でも、ひらがなで"えいず"と書けば、なんかかわいいけどね。

この前の鳥インフルエンザ騒動の時には、町中から、ガイヤーンの屋台が消えた。ガイヤーンというのは焼き鳥のことであるが、日本の焼き鳥のように小さいものではなく、足そのままを焼いたようなものである。
タイ人は鶏肉が大好きらしく、ガイヤーンの屋台を見ても、こんなに売れるの、というくらい焼いている。
鳥の丸焼きもよく売っているし。

この時は、政府も対策を迫られ、大騒ぎになった。
観光客の数にも影響を与えたしね。
ある程度の熱をくわえれば問題ない、だから、ケンタッキーは問題ないとのことで、タクシン首相みずから、ケンタッキーを食べてみせるなんてパフォーマンスをやった。
その写真が新聞の一面を飾り、その写真のコピーがケンタッキーの店先に張られるという状態で、一時は、ケンタッキー、つぶれるんではないかと思われた。

レストランでも、鶏肉はもとより、卵もすっかり姿を消した。
近くの日本レストランで、鍋焼きうどんをたのんでも、鶏肉と卵は入っていなかった。

日本人相手の鶏肉が売り物の、日本レストランの広告がおもしろかった。
曰く
「当店の鳥は地鶏で、広い場所で元気に育ててますから、鳥インフルエンザの心配はありません。」
そうか?

それほどの大騒ぎでも、いつの間にか収まるわけで。

忘れた頃に再び鳥インフルエンザ騒ぎ。
でも今回は、あまり騒いでないな。
確かに、少し心配だから、あまり鶏肉は食べないようになったけど、屋台は出ているし、ケンタッキーにもお客さん、入ってるし。

騒ぎというのはこういうものかもしれない。

それにしても。
前回の鳥インフルエンザ騒動の時には、トラは死ななかったのだろうか。
死んでたけど報道されなかっただけなのだろうか。
不思議である。

第7号 2004年 10月 24日 発行

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シラチャである。
シリラチャと書いてあるガイドブックもあるが。
バンコクとパタヤの間にある、海沿いの町である。
以前はバンコクからパタヤに行くのには、シラチャの町中を通っていかなければならなかった。
今では、内陸部に道ができたので、パタヤに行く場合、シラチャの町中は通らなくても良くなった。
で、寂れつつあるのかと思ったのだが、日本人の在住者が増えているとのこと。日本人相手のカラオケも何件かあるとか。
このあたりには大きな工業団地があり、特に自動車関係の日系企業が進出しているので、その駐在員らしい。

まあ、私には縁がない町なので、車で通り過ぎるだけであるが。
シラチャで唯一、思い出すのが、前回話題にした、動物園。

タイガーズー、(タイガースじゃないよ。正しい英語ではトラの複数形はタイガーズ、と"ス"ではなくて、"ズ"らしい。話がそれた。)
というだけあって、呼び物はトラ。
何年か前に行ったときに、トラのショーを見た。
べつに感激するほどのものでもなく、トラのショーといわれて思い浮かべるそのものといった感じであった。
ショーに出ているトラがめんどくさそうに芸をしているのが、タイだなーと思ったくらいで。

その動物園の中の大きなレストランで食事をした。
一緒に行ったタイ人がいろいろ食事を注文してくれたわけであるが。
その中に妙な肉が。
色は白くて、魚のようなのだが。タイ人に、
「これはなんの肉?」
と聞いても、ニコニコして、
「食べてみて。」
と言うだけで。
食べてみる。
魚のようではあるのだが、魚にしては、少し硬いし。
鶏肉ほどサバサバしていないし。
色が真っ白なので、まさか牛肉、豚肉のたぐいではなさそうだし。
味は、さっぱりしていておいしい。
あらためて聞く。
「これはなんの肉?」
「ワニ」
ギョエー、
とはならずに、
「おいしいね、これ。」
友人のタイ人は、驚いてほしかったようだが。
意外にいけますよ、ワニ肉。

何年か前には、バンコクの日本レストランで、プロモーションと称して、ワニ肉のメニューがあった。
うけなかったらしくて、すぐに見なくなったが。
日本食を食べようと日本レストランに行って、ワニ肉を注文する人はいないだろう。

第8号 2004年 10月 27日 発行

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先週末、ナコンパノムに行ってきた。
ナコンパノムには家内の実家がある。
そんなことはどうでも良いが。
バンコクから、約800キロ、車で十時間の距離である。
タイの東北地方、イサンと呼ばれる地域の中でも、もっともバンコクから遠い場所にある。
メコン川に面していて、対岸はラオス。
簡単に言うと、タイのど田舎。
田舎とはいえ、行くたびに道路が整備されて、ほとんど二車線か、三車線の道路がバンコクから通じている。
まだ工事中の区間があり、車が泥だらけになるのは困ったものだが。

タイの東北部の土質は、赤土。
乾いているときは、車が走れば盛大な土埃が上がり、雨が降るとぬかるむという、最悪な土壌である。
農作物もとれそうにない。
タイの東北部は、貧乏の象徴のように言われてきたわけで。

ナコンパノムに行くときはいつも途中の、マハサラカムという町でイサンスキの昼食を食べる。

タイスキという料理、タイに詳しい、あるいはタイに行ったことがある人はご存じだと思うが、タイの有名なナベ料理である。
タイ観光のツアーで食事付きなら、必ず一回は夕食タイスキになっているというくらい。

タイのすき焼き。
とタイ人は言っているが、すき焼きというよりも、しゃぶしゃぶに近い。
薄味のついたスープに、野菜、魚介類、肉などを入れて、煮込んで、辛いたれにつけて食べる。
タイのガイドブックなどには、タイ人が大好きな料理と紹介されている。
確かに、タイスキの嫌いなタイ人には会ったことがないが。
タイスキの有名な店は、MKとCOCAというのがあるが、MKなんて、いったいいくつ支店があるのか。大きなショッピングセンターがあると、必ずMKがあるというくらい。
日本にも支店があったのだがまだあるのだろうか。
私も近くのショッピングセンターのMKに行くことがあるが、とにかく混んでいる。夕食の時間帯に行くと、必ず待たせられる。
本当にみんな好きなんだなと思う。
値段も手頃だしね。
でもタイ人がみんな好きというわけではない。
タイスキの店は、バンコクか、大きなショッピングセンターがある町にしかないのだから。
おそらくタイスキを食べたことがないタイ人の方がはるかに多いと思う。

イサンスキ、これは一般のタイスキと違って、スープが黒い。
なぜ黒いのか、なにが入ってるのかは知らないが。
もしかしたら、豚の血でも入っているのかな。
豚の血と聞いて、えっと思ったアナタ。
タイのクイティアオのスープで、豚の血入りというのがある。
見た目は黒いスープなのであるが。
これがおいしいんだな。最初に豚の血と言われれば少し気持ち悪いかもしれないが。
クイティアオというのはタイの麺類のこと。

豚の血入りでなくても、普通のスープのクイティアオを頼んでも、四角い豆腐状の物が入っていることがある。
豆腐にしては色が赤黒いし。
これは豚の血を固めた物。
これは食べてもべつに味もしないし、おいしいとも思わないので、私はクイティアオを注文するときは、入れないでね、と言っているが。

なにが入っているのか知らないが、この黒いスープのイサンスキ、おいしいんだな。
少し中国の薬膳料理のような味もするので、そのような物も入っているのかもしれない。
バンコクのタイスキは、たれをつけないと、全然辛くないが、このイサンスキは、たれをつけなくても充分味がついている。
バンコクにも、イサン料理の店が何件かあるが、このイサンスキがある店はまだ見たことがない。
イサンに行かなければ食べられない料理があるのも良いと思う。

第9号 2004年 11月 2日 発行

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先日タイの田舎であるナコンパノムに行ったときの話の続きである。
着いた日は、ナコンパノムのお祭りの最終日であった。

このお祭りについて。
10月の下旬の満月の日に、ノンカイという県で、メコン川の下にいる竜から、火の玉が空に向かって、発射される。

それを見るために、たくさんの観光客が来るわけで。
ナコンパノムは、その下流にあり、その竜の魂を鎮めるために、お祭りをするんだそうだ。
川から火の玉が空に打ち上げられると聞いたときは、人がそのようなことをする祭りだと思ったのだが、自然現象だという。
不思議なこともあるものだ。

メコン川の川底に、メタンガスが堆積して、それが、年に一度空に向かって、吐き出されるという説が有力らしいのだが。
なぜ毎年同じ日にいっせいに吐き出されるのか、メタンガスがたまった順番に吐き出されそうなものだが。
なんだかよくわからない。

しかし、今年は火の玉が上がらなかったとか。
今年はメタンガスが足りなかったのか。

その火の玉が空に打ち上げられる日に、メコン川に、火で絵を書いたやぐらを組んだ船を浮かべて、流すというのが、祭りのメインイベント。

ナコンパノムで私が泊まったホテルでは、川沿いのテラスでその船が流れてくるのを見ながらのビュッフェのディナーがあった。
その日に宿泊すると、イヤでもそのディナーの費用を取られるのだが。

のんびりとビールを飲んでいると、上流から、船が流れてきた。
思ったよりも大きな船である。

このホテルの辺りは、最終地点なので、少し火が消えかかってたりして。
どのようにして火を燃やしているのか、次の日にわかった。
1つ1つ、コーヒーの空き缶のようなものをつけて、その中に油を入れているんだね。
作るの大変だっただろうと思う。
数がものすごいから。
船も一艘だけではないし。
タイ人って、根気がないとか言われてるけど、根気がなければ作れないなあれは。

川底から上がる火の玉が、船に当たらないのか。
どうなんだろう。
火の玉が上がる場所と、船の流れる場所が違うのかな。

第10号 2004年 11月 9日 発行

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もう11月も中旬である。
タイで一番暑いのは、4月。
一番寒い、いや一番暑くないのは、その半年前だから、11月。
のはずなのに、今年はやたらと暑い。
今日も午後は、38°を超えている。
例年ならば、10月ごろは、雨期最後の雨が降るのだが、今年は降らなかったし。

こんなに暑いと、どうしてもエアコンをつける時間も長くなり、電気代が大変である。
タイの安いアパート、あるいは普通の家にはエアコンはない。
エアコンを取りつけるのに費用がかかるのと同時に、その後の電気代が大変だから。

昔のタイの家、今でも田舎の古い家はそうであるが、一階は何もなく、二階が住居になっている。
いわゆる高床式住居のようなもの。
昼間とかは、一階の日蔭でくつろぐわけで。
バンコク周辺では、川沿いに家を建てていた。
川に沿って風が吹くから。

昔の家は、エアコンが無くても涼しいような作りになっていたんだな。

バンコク、あるいはバンコク周辺に住んでいるタイ人は、このように暑い休日はどうするか。

ショッピングセンターに出かける。
タイのショッピングセンターは、規模が大きく、ほとんどの場合、中央部が巨大な吹き抜けになっている。

その周りの通路沿いに、いろいろなテナントが入っている。
そのテナントを見て歩く。
当然お腹もすくし、のどもかわく。

通路には、飲み物とか、軽食を売っているスタンドがある。
そこで飲み物を買って、飲みながらうろうろする。

そう、うろうろするだけで、たいした買い物はしない。
タイに来られたら、是非ともショッピングセンターに行って、タイ人の様子を見てほしい。
ほとんどの人は、手にはなにも持っていない。
持っているのは、ジュースくらいである。

だって彼らは、買い物ではなく、暇だから涼みに来ているのだから。
だからこそ、ショッピングセンターは大きくて、吹き抜けがあって、広々していないとだめなわけで。

私の住んでいる近くにある巨大ショッピングセンター、名前がフューチャーパーク、名前がすでに公園である。

第11号 2004年 11月 13日 発行

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こんどの年末年始はタイで迎えようなんて、計画をたてておられる方もいるかもしれない。
 
タイのたいていのホテルでは、大晦日の夜、ガラディナーが開かれる。
夕方から、タイダンス等の催しを見ながら、ビュッフェの食事をするわけであるが。
このガラディナーが開かれるホテルでは、大晦日に宿泊すると無条件で、参加させられる。
いや、参加しなくても良いんですけど。お金だけ払えば。

そんなわけで、私も以前、何回か参加したことがある。
パタヤのホテルでのガラディナー、おきまりのようにまずはタイダンス。
そのタイダンスを見ていた家内が一言。
「あの人、昼間、部屋の掃除に来てたよ。」
確かに見覚えのある顔。
タイダンスを踊る人たち、ホテルの従業員だったんだ。

次は子供達によるムエタイの演技。

だんだん飽きてくる。
想像して欲しい。夕方7時過ぎから、食事をしながら、いろいろなショーを見るのだが、クライマックスは、新年の0時。
約5時間、ショーを盛り上げ続けるなんて事、よほどの敏腕プロデューサーででもなければ出来ることではない。
10時を過ぎると、食べるものもなくなりだんだん人も少なくなっていく。
部屋に帰って寝てしまう人もいれば、外に散歩に行ったり。

大晦日のパタヤだから、町中で大騒ぎをしている。

新年の0時になると、ホテルとか、いろいろなところから花火が打ち上げられ、大歓声に包まれる。

ちょっとウソ書きました。
午前0時ピッタリのわけがない。
ここはタイなのだから。

別のホテルで新年を迎えたときのこと。
0時前なのに、よそのホテルとかでは、花火が上がり始めた。
気が早いなー、まだ0時になってないのに。
そのホテルではまだ催し物が続いている。
そのうち0時を過ぎる。
あれ、0時を過ぎたよ。と思ったのだが、まだステージの上では、歌手が歌っている。
歌手の歌が終わって、司会をしていた白人がステージに登場。
「それでは今からカウントダウンをします。10からね。」
「10・9・8・7・6・5・4・3・2・1 ハッピーニューイヤー」
花火がばんばん打ち上がる。
時計を見たら、0時半を過ぎていた。

第12号 2004年 11月 16日 発行

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最近エイズの話題を聞かなくなったけれど、どうなったのだろう。
治らない病気だから、かかったら死ぬしかないわけで。
以前より増えているのか、減っているのか少し気になる。

ところで、このキャベッジ アンド コンドームというのは、バンコクにある、タイ料理屋の名前である。
タイの元政治家が、エイズ撲滅運動を広めるためにオープンしたという、一時期はかなり話題になった店である。
最近はあまり話題にならなくなったが。

この店、名前からも想像できるとおり、コンドームが店内のインテリアとして飾られている。
といっても、家族連れで行っても違和感のない雰囲気である。
ただし、子供を連れて行く場合、
「これ、なあに」
と、子供に聞かれたときの、答えは考えておく必要はあるが。

タイ料理の味の方は、まあまあといったところ。
以前はもっとおいしかったような気もするが。

この店では、食後に、ガムではなく、自由にコンドームをお持ち帰りください。というのも1つの売り物にしている。

店名のキャベッジ、これはイギリスでは、赤ちゃんはキャベツ畑で生まれるという、言い伝えがある事からきたらしい。
そういえば、ずいぶん昔、キャベツ畑の人形というのがあったな。
アメリカで大人気になって、日本でも発売されたけど、まったく売れなかった。

この店に、4匹のサルの小さな置物がおいてある祠がある。
そのうちの3匹は、それぞれ、目、口、耳を手で隠している。
日本でも有名な、見ザル、言わザル、聞かザルである。

もう一匹のサル。
股間を押さえている。
やらザル。

第13号 2004年 11月 29日 発行

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先日、日本から友人がタイに遊びに来たので、ホテルに行った。
バイヨークスカイホテル。
タイで一番高いビル。
88階、309m
友人の部屋は、63階。さすがに見晴らしが良いね。
でも、怖いな私は。

火事になったらどうするのだろう。

以前バンコクで、マンションの39階に住んでいたことがある。
そのときボヤ騒ぎがあった。
家内の母に子供の面倒を見に来てもらっていたのであるが、ボヤ騒ぎの時子供を抱えて、39階から下まで階段を降りた。
昼間であったからまだ良かったのであるが。

それからしばらく、家内の母は、夜も火事の心配でよく寝られなかったとのこと。

そのほとぼりも冷めた頃、同じマンション、(マンションは、四棟が並んで立っている。)の別の棟の、17階で、火事があった。
今度はボヤではなく、窓から火が吹き出す豪快な火事。

幸いそのときも日中であったため、死傷者はなく、その部屋だけ焼けて、その上下の部屋が煙とか、水で痛んだだけで済んだのであるが。

その火事で消防車の放水は、16階までしか届かないことがわかった。
そのマンションでは、各階に消火栓とホースが備え付けられているので、火事の場合には、中から消火する。

やっぱり怖いな。もし夜だったりしたら。

その火事の後、私は12階に引っ越しました。
引っ越すとき、マンションの人から、
「あの部屋はどうですか。」
「えっ、あの燃えた部屋?」
「そうです。内装は全部新品ですよ。」
確かにそうなんだけどな。

そのマンション、スプリンクラーは付いていない。
火事の後、各部屋に火災検知器を取りつけたが。

当時、友人が別のマンションに住んでいたので、聞いてみると、部屋にスプリンクラーが付いているとのこと。
友人がマンションの従業員に確認したそうな。
「スプリンクラー、ちゃんと動くの。」
「使ったことないからわかりません。」

第14号 2004年 11月 24日 発行

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11月26日の金曜日、タイではロイカトンという祭りが行われた。
地域によっては、27日の所もあるようだが。
太陰暦の12月の満月の夜に行われるとのこと。

このロイカトン、有名なお祭りで、バナナの葉で蓮の形に作った、カトンと言う物にろうそくを立てたりして、川に流す。
ロイというのが流すという意味なんだそうな。

ある人は、恋人と川に行き、ある人はディナークルーズに参加し、またある人は家族で近くのプール、池で流す。

単身赴任の駐在員のおじさんは、飲み屋の女の子に、店が終わったら川に行こう、なんて誘われて、遅くまで飲まされたりするわけで。

数年前には、このロイカトンで流すカトンが、問題になった。
本来はバナナの葉とかの自然の素材で作られるものが、発泡スチロールとプラスチックの造花になって、それを流すようになってきたから。

これって、川にゴミを流しているようなもので。

何か指示でもあったのが、今年私が見たカトンは、本物の葉っぱで出来ていた。

タイ人はゴミをそのへんに平気で捨てる。
バンコクでは、ゴミを捨てたり、たばこの投げ捨ては、2000バーツの罰金である。

こういう祭りの後、すごいのが、ゴミ。
一番多いのがビニール袋。

タイでは屋台で、ラーメンを買っても、コーラを買ってもビニール袋に入れてくれる。
ビニール袋に入ったコーラをストローで飲みながらうろうろして、飲み終わったら、その辺にポイ。

先日田舎に行ったら、一軒一軒に、タイヤを作ったときに出るゴムの廃材で作られた、ゴミ箱がおいてあった。
このゴミ箱、丸くてふた付きで、なんかカワイイ形をしている。
タイの政府もゴミのポイ捨てを何とかしなくてはと考えたらしく、無料で配られたとのこと。

日本でも昭和30年代くらいまで、コンクリートでできた、木のふた付きのゴミ箱が道に並んでいたような。
あれって、それぞれの家で買っていたのかな。
その後水色のプラスチックのゴミ箱になって。
今はゴミ箱自体無くなってしまった。

第15号 2004年 11月 29日 発行

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久しぶりに「そごう」に行った。
正確に言えば、「そごう」のあった場所。

数年前に、「そごう」は撤退したことは知っていたが、そろそろ違うデパートがオープンしているのではないかと思ったのだが。

アマリンプラザというショッピングセンターのキーテナントとして、「そごう」があり、その他にいろいろなテナントが入っていた。

ショッピングセンター自体はオープンしていたが、「そごう」のあった場所は、閉鎖されたまま。

周りのテナントも、1/3位は閉鎖されていた。

寂しい状況である。

隣の「そごう」にも行ってみる。
その昔、「そごう」は、二軒並んでいて、隣の方は高級店という位置づけであった。

こちらは、「そごう」ではなくなっているけれど、新たなショッピングセンターとして、新装オープンしたという噂を聞いていたのだが。

確かに新装オープンしていた。
昔の「そごう」の面影もなく、今度は、デパートということではなく、すべて高級テナントという風に変わっていた。

しかし、こちらもオープンしている店は、1/3程度。
まあ、これから徐々にオープンしていくんだろうけど。

これがタイ式。
新しいショッピングセンターがオープンしたとき、すべてのテナントが同時にオープンすることはまず無い。

ある程度出来れば、とりあえずオープンすると。
ソフトオープンと言うそうだが。

それにしても「そごう」。
私が初めてタイに来た、1989年、バンコク在住の日本人にとって、デパートといえば「そごう」であった。

他に、東急とか、大丸もあったけれど、東急は、日本人が多く住む地域からは少し遠いし、大丸は小さいし。

暇なときは、そごうに行って、喫茶店でコーヒーを飲んだり、マクドナルドでハンバーガーを食べたり。

一階にあるマクドナルドで、ハンバーガーを食べながら通りを眺めると、当時は、通りを歩いているタイ人、ほとんど靴をはいていなかった。
サンダル履き。
マクドナルドの店内は、ほとんどが外人客で、タイ人客は、いかにも金持ちという人たちばかり。外とは別世界のようであった。

窓から見える歩道とか、歩道橋には、何人もの乞食が座っていたし。

それから15年。

「そごう」の前の通りには、BTSという高架鉄道が出来て、「そごう」の建物と、駅が歩道橋でつながっている。
乞食の姿もほとんど見られない。
道行くタイ人の服装も良くなったし、靴をはいている人が増えた。

マクドナルドの店内と、外とは、もう同じ景色。

バンコクがそれだけ発展したという事なんだが、一外国人としては、昔の雑踏が懐かしい。

第16号 2004年 12月 5日 発行

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先週、新聞を見ていると、ホンダのCR-Vという車の全面広告が出ていた。
何気なく見ていたのであるが、なんと来年1月1日から値上がりするとのこと。
2400ccのもので、約9万バーツの値上げ。約25万円である。
税金の関係らしい。

家内の親戚で、CR-Vを買おうかと考えている人がいたので、家内にその広告を見せ、来年になると値上げされるよー。と話す。
家内はすぐに、その親戚の人に電話をしていた。

親戚の人は、そんなに値上げされるのなら今年中に買うと決めた。

バンコクの近くの、ムアントンタニというところで、第21回、Motor Expoが、12月1日から12日まで開かれている。

その会場で注文すれば安いのではないかと、Motor Expoを見に行くことになった。

Motor Expo、平たく言えばモーターショー。
自動車会社のコンセプトカーから、いわゆるスーパーカーのたぐい、普通の市販車までが展示されている。

今回の目玉となる展示車、エンツオフェラーリ、7千万バーツ、ベントレー、4千2百万バーツ、等々。

これらの超高額車の他にも、ポルシェとか、いろいろあるわけで。
驚いたことにこれらの車、私が見に行ったときはすべて、Soldであった。

まあ、売れてしまった車を見ていてもしょうがない(買えるわけないが)ので、目的のホンダのブースに行く。

日本のモーターショーと、タイのモーターショーの一番の違い。
タイではその場で売っている。いうなれば、ディーラーのショールームをたくさん集めたようなものである。
だから、ほとんどの車には価格表示がある。
中古車屋さんのブースもあるし。

見に来る人も、私の親戚のように、買うのが目的の人も多い。
その為か、普通に発売されている車の方がコンセプトカーとかよりも、人だかりが多い。

ホンダのブースには、ざっと、50人以上の女の人がいて、それぞれ車のカタログと、価格表を抱えている。
この価格表、それぞれの現金価格と、ローンの金利、ローンの場合の頭金と、月々の支払額が表になっている。

そして興味を示すと、テーブルに案内されるわけで。
4つのイスの、丸いガラスのテーブルが、これも50くらいあった。

壁際には、カウンターが並んで、カウンターの上には、クレジットカードの読み取りの機械が、なんと7台。
クレジットカードで買えるのだろうか。

それから交渉が始まる。
タイでは普通にディーラーから車を買う場合、ほとんど値引きというものはない。
たまにキャンペーンとか称して、ローンの金利を下げたりするくらい。

このMotor Expoの会場というのも、キャンペーンのひとつである。
結局、値引きは端数を取る程度で、たいしたことはなかったのだが、無料でオプション品をいくらかつけてくれた。

まあ、Motor Expoで買って良かったなと。

ちなみにこのMotor Expo、入場料60バーツで、開場時間は、12時から22時までである。

良いよね。10時までやってれば、仕事終わってからでもいけるもの。

第17号 2004年 12月 11日 発行

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僕の名前を知ってるかい、朝刊太郎と言うんだぜ。

というこの歌を知っている人は、昭和30年代以前の生まれでしょう。

雨の日も、嵐の日も毎日新聞配達をするという、歌ですが。

もう12月の中旬。
日本の北国では、雪が降っている季節。

数年前の話であるが、タイの女の子と、NHKを見ていた。
金沢の兼六園の、冬の準備の話。

金沢は雪が多いので、兼六園の多くの木が、雪で枝が折れないように、枝を縄でつるす。

木の数が多く、また、大木が多いため、それだけでも何人もの人が、何日もかけて準備をする。

いざ、雪の季節になり、雪が降り積もると、雪の重さで、枝が折れないように、雨具をつけた係りのおじさんが、棒をもって、枝の1つずつ、雪を落としていく。

雪の中での大変な作業である。

その場面を見ていた彼女が、

「あの木と、おじさんとどっちが大事なの。」
「おじさんが風邪でも引いたら大変でしょ。」

このNHKの番組の趣旨としては、寒い中でもがんばっている人によって、兼六園のみどりが守られている。
ということだと思うのだが。

人と、木とどちらが大事かと聞かれれば、やっぱり、人。
がんばる必要について考えさせられた。

タイに住んでいると、
「大変でしょう。がんばってください。」
といわれることも多い。

私の場合、誰かの命令でいやいやタイに住んでいるわけではないので、がんばってタイに住む必要はないのであるが。

「がんばってください。」

というのが、日本人の常套句になっているが、私はがんばりたくないんですけど。

私の住んでいる地域では、雨が降ると新聞は配達されない。

第18号 2004年 12月 16日 発行

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先日床屋に行った。120バーツであった。

タイの場合、理容室も値段がいろいろある。

値段の高い店では、700バーツ程度。
このような店は、内装も綺麗であり、高級ショッピングセンターとか、ホテルの中にある。
店によっては、日本語が通じたりする。
買い物ついでに、値段を確認せずについ入ってしまい、帰りに700バーツと言われたときは、えっ と絶句した。

一般的なところでは、200バーツ程度。
普通のショッピングセンターの中にあり、内装も綺麗。

私の行くような100バーツ程度の店。
ショッピングセンターの中ではなく、通り沿いに店を出しており、内装にはお金がかかっていない。
イスと鏡、洗髪のための寝られるイスと、洗面台をそろえれば、すぐに開業できるような店。

50バーツ程度の店。
これは、100バーツ程度の店と内装はかわらない。
違うのは洗髪しないことくらい。
 
このように、大きな価格差がある。なんと14倍。
私のように、ただ切ってもらえばいいという場合、安いところで充分なわけで。

値段の違いは、店に金がかかっているかどうかだと思う。
高級ショッピングセンターだと、テナント料も高いだろうし、内装にもお金がかかっているだろうし。
日本語が通じると高くなるのはしょうがないと思う。

高い店の方が技術が上かどうかというのは、私のようにただ切ってもらうだけだとわからない。

ただ、高い店と安い店の違いとして、ていねいさがある。
髪の毛を切るていねいさではなく、布をかける時のていねいさ。
髪の毛が服に付かないように、布をかけてもらうわけであるが、そのかけ方が違う。
安い店だと、ホイッと肩の部分にかけて、かるく結んで終わり。
シャツのエリに切った毛がたくさん付く。
切り終わって、洗髪する前に布を取るときも、布についている髪の毛を、ズボンの裾にたくさん落としてくれる。
洗髪してもらうと、エリが濡れる。

タイ人はあまり気にしないようである。
なにしろ、切ってくれる美容師の人が、私服。
ジーンズにTシャツというような。

この前行った店では、若い女の子が髪の毛を切ってくれたのであるが、ジーンズに、短いシャツという服装。
おへそが出ている。

そんな服装でジーンズの中に切った髪の毛が入ったりしないのだろうか。

いや、そんなことよりも、直ぐそばにある、おへそが気になって、気になって。

第19号 2004年 12月 20日 発行

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ある日の夜中、バンコクのバービア数十件が、重機で取り壊され、一晩のうちに、その一角を板塀で囲んでしまうという事件が起きた。

バービアというのは、オープンスペースにカウンターと屋根を設置して、ビールなどを飲みながら、女の子とおしゃべりしたり、ビリヤードをしたりする店である。
日本人よりも欧米人に人気で、スクンビット通りにも、何ヶ所か、バービアのかたまった地域がある。

その一ヶ所がいきなり壊された。

驚いたのが、バービアの経営者、従業員。
いきなり夜中に店をつぶされたのだから。
しかも、タイの警察とか、軍隊も関与していたとか。

この一件は大問題になり、タイのタクシン首相みずから、タイからマフィアを一掃しなければならないと宣言し、事の解決に当たったわけである。

この事件を引き起こしたのが、チーウイット氏。
バンコクでマッサージパーラー、日本で言うところのソープランドを10数件経営し、噂によれば愛人の数12人以上、という元気なオッサンである。

このバービアのあった土地、チーウイット氏の持ち物で、ある人物に貸していたのであるが、賃貸の期限が切れても返してくれないとのことで、実力行使に出たとのこと。
被害を被ったバービアは、その借りていた人物からの、又貸しであったわけだが、そんなこと知らないわけで。

チーウイット氏が警察に捕まってからが大騒ぎ。
これまでたくさんの賄賂を警察に払っていたのになんで捕まるのか。

というわけで、いままで支払った賄賂について暴露し始めた。

一躍有名になり、テレビからも引っ張りだことなり、勢いづいて、バンコクの知事選にまで立候補した。
結果は、落選ではあったが、三位。

警察の反感をかった、チーウイット氏、管理売春の疑いで起訴された。

マッサージパーラーで売春が行われているのではないかとして警察官による囮捜査が行われた。

しかしながら、裁判では、囮捜査による証拠資料は充分ではないということで、チーウイット氏は無罪になった。

チーウイット氏の主張は、この囮捜査は、警察官によって、売春が強要された物である。とのこと。

この主張が認められたことになるのであるが、売春についての囮捜査という事は、・・・・・・

この囮捜査を担当した警察官、やっちゃったわけですな。
しかも公費で。

第20号 2004年 12月 26日 発行

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今年の年末年始はどこにも行かないことにしたので、のんびりテレビでも見ようと、インターネットで、NHKの国際放送の番組表をダウンロードして、見たい番組にマーカーで印を付けようとした。

が、見たい番組がない。
いまさら紅白歌合戦なんて興味ないし。
まあ、来年から始まるシルクロードを見てみたいと思う程度で。

前のシルクロードが放映されてから、25年も経つのか。
早いものである。
シルクロードについて少し考えていた。
シルクロードといえば、マルコ・ポーロという人物を思い出すのだが。
マルコ・ポーロ、って、名前がマルコ。まる子チャンだったんだ。
と、しょうもないことを思いついたが。

仕方なく暇つぶし用にバンコクに本を買いに行くことにした。
時々行っているスクンビットの古本屋。
タイでは日本の本の値段は高いので、古本屋があることは本当にありがたいと思う。
何冊かの古本を買い、別の日本の新しい本を売っている本屋で、車の雑誌を一冊買う。
タイでは月刊誌はだいたい1ヶ月遅れで発売される。
ちょうど、1月号を1月に読むことになるわけで。
買ったのは1月号。

スーパーに寄って少し買い物をして、自宅に戻る。

私の住んでいるところは空港よりも北の方なので、空港のそばの高速道路を利用するのであるが、やたら混んでいる。

これまで通行料金が53バーツだったのが、利用者が少ないとのことで、今月の22日から、20バーツに値下げされた。
その為通行量が増えたわけで。

うんざりしていると、高速を降りてからの一般道も渋滞している。

忘れていた。昨日は30日。
みなさん、田舎に帰るのに渋滞していたんだ。
やっぱり年末年始は家でのんびり本でも読んで過ごすのが正解だな。

第21号 2004年 12月 31日 発行

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タイでは、1月の新年と、2月の旧正月、4月のタイの正月と、一年に三回も正月がある。

この1月1日、タイではあまり重視されていないようで、特に新年の行事とかはないようである。

しかし、年末には、日本のお歳暮のような習慣がある。
お世話になった人に贈り物をする。
会社でも、得意先に、贈り物を持っていく。
日本と違い、デパートから直接配送したりせずに、持参する。
以前会社に勤めていたとき、タイ人と一緒に年末に得意先に届けて回ったことがあるが、結構大変である。

その贈り物は、たいていかごに入れられていて、ラップがかけてある。
一目で中が見えるわけで。
得意先に行くと、既に他の会社から届けられた物が置いてあったりするわけで、あれ、うちは少しせこかったかなと思ったりもする。

中身はもう、いろいろ。なんでもあり。

お菓子とかの詰め合わせ、飲み物の詰め合わせ、ウイスキーとかの詰め合わせ、果物の詰め合わせ。

それぞれ、綺麗にかごの中に入れて、見栄えをよくしてあるわけで。
ウイスキーなんかは、箱から出して、かごに入れてある。
箱ももちろんかごに入っているので、二本あるのかと思ったら、箱は空箱のまま。
まあ、上げ底のようなものである。

私の家も近所からいただいた。
一軒からは、お菓子とかの詰め合わせ。
一軒からは、かご入りではなく、木で出来た帆船の模型。何の意味があるのかはわからないが。
もう一軒からは果物の詰め合わせ。

いただくばかりでは申し訳ないので、うちからも送らなければということで、スーパーに買いに行く。
このシーズン、かごに入れた贈り物の展示スペースが出来ていて、いろいろ並んでいるわけであるが。
家内の選んだ贈り物。
野菜の詰め合わせ。
果物をもらったことだし、うちは野菜にしようということで。
野菜の詰め合わせ。
あるんですねこれが。
かごに入れて値段の付いた物は、家内が中身が気に入らなくて、あらためて作ってもらうことにする。

野菜サラダを作るという想定で、レタスとか、にんじん、パセリ、その他をスーパーの食品売り場で選んで、まず会計を済ませる。
その後、スーパーの中に臨時で作ってある、ラッピングカウンターで、かごを選び、綺麗にラップをかけてもらう。

文章に書くとこれだけのことであるが、実際は大変な時間がかかった。
まず野菜をどれにするか。これに時間がかかる。
やっと野菜を選び終えて、会計も済ませて、入れてもらうかごも選んでからがまた長い。

野菜についている値段札とかを丁寧にはがす。
その後、野菜をぐるぐると見て、
「これ、ここが汚いから別のにしましょう。」
と親切に言ってくれて、別のを売り場まで取りに行ってくれる。
それを二回ほど繰り返し、かごに底上げの紙などを詰めて野菜を並べる。
これがなかなか綺麗にいかない。
少し傾いたり、にんじんだけが出っ張ったり。

何回も何回もやり直す。
自分が納得するまでやり直す。
結局、野菜をかごに入れてラップをかけるという事だけに、30分以上かかった。

待ってて、飽きてしまった。
タイ人は、時々仕事でやっているということを忘れて、夢中になることがある。

第22号 2005年 1月 9日 発行

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バンコクにパンティッププラザというショッピングセンターがある。
10年以上前には、中古のカメラ屋さんとか、中古の楽器屋さん、その他、なんだか怪しげな店が入っている、薄暗いショッピングセンターであったのだが。

いつの頃からか、パソコン関係の店が増え始め、いつの間にか、パソコン買うならパンティップといわれるぐらいパソコンで有名になってしまった。
暇だったので数カ月ぶりに行ってみた。

日本でパソコンを買う場合は、有名メーカー製で、モニター、本体、マウス、キーボード、OSインストール済みで、いくら、というようなセットになった物を選ぶことが多いと思う。

パンティッププラザでは、多くの店が、ケースとか、マザーボードとか、その他の部品をばら売りしている。
パソコン初心者にはかなりきびしい状況である。
まあ、パンティッププラザの中でも大きな店では日本と同じように、完成品も売ってはいるが。

タイでは、IBMとか富士通というような有名ブランド品のパソコンは意外に少ない。
日本ではショップブランドとよばれる、それぞれの販売店で組み立てたパソコンが主流である。

大手の販売店では、自分の店の、オリジナルのブランドをつけて販売している。

基本セットのような物があり、そのままでも良いのであるが、部品を交換してもらったり、メモリーを増やしたりして注文する。

30分も待てば、その場で部品構成を変更してくれるので、そのまま持って帰ることが出来る。

タイといえば、コピーCD。
パンティッププラザでも、ソフトのコピーCDがたくさん売られている。
もちろん違法のために、時々取り締まりがあり、時期によっては全然売っていないときもある。
コピーCDを売っている店は、コピーCDだけを売っている場合が多く、取り締まりのきびしい時期は、その店はお休み。

今回はしっかり売っていた。
品揃えも充実している。
なにしろ、日本語版、MicroSoft Officeなんてのもある。

売り方としては、CDの大きさの透明な袋に、ソフトの表紙のような紙を入れて、束にして、お客さんが選べるようになっていたり、棚にCDケースがずらりと並べられていて、それから選ぶようになっていたり。

ポイントは、その場には、CDがないという事。
買いたいCDが見つかれば、店の人に注文して、お金を渡す。
店の人は、小さな紙に注文したCDの番号を書いて、
「30分待ってね。」
と渡してくれる。

30分後に取りに行くと、CDを渡してくれる。

その場に置いていないのは、警察の摘発を受けたときに、言い逃れするためだと思うのだが、どうみても、コピーCDを売っているとしか思えない店で、売ってませんと言っても通用しないような気もするのだが。
在庫の没収をさけるためだろうか。

コンピューターソフトのコピーCDだけではなく、エロビデオのVCDもたくさんある。
日本のエロビデオは、タイで人気がある。
なにしろ、洋物、タイ人のもの、日本人のものと三つに分類されているくらいだから。

以前は店で堂々と売られていたが、今回行ったときは、通路を歩いていると、耳元で若い兄ちゃんが、
「エロCD、オマンコ丸見え」
とささやいて来る。

誰だ、こんな日本語教えたのは。

私がそんなに買いそうに見えるか。
まだまだ勉強が足りないな。
私は関西出身なので、オマンコと言われても、反応しないのさ。

第23号 2005年 1月 16日 発行

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タイは熱帯の国である。
暑いので汗をかく。
そのためか、タイ人は洗濯ずきである。

私の家の場合。
下着、靴下、パジャマは言うに及ばす、スラックス、ジーンズ、家にいるときに、はいている短パン、すべて毎日洗濯する。

スーパーに買い物に行くのに、はいたジーンズ、ほんの1時間、はいただけなのに洗濯する。
しかもすべて洗濯機で丸洗い。

スラックスもワイシャツもすべて。
日本から持ってきたセーター、一回の洗濯で子供用になった。
少し高かったけど、タイのデパートで買った、綿100%のスラックス、一回で、はけなくなった。

衣類は古くなって傷むというよりも、洗濯のしすぎで痛んでいる。

洗ったあとは当然干すわけで。
一部のワイシャツ、何となく前と後ろで色が違ってきたような。
強い直射日光で、日焼けしてないか。

洗濯して、干して、乾いたあとはアイロンをかける。
ジーンズにも。パンツ、靴下にも。

スラックスなんて、アイロンのかけすぎで、ぴかぴか光っていたりして。

洗濯機のないタイの家庭では、手洗い。
めんどくさいから、洗濯の回数が減るのではないかと思うのだが、やっぱり毎日たくさん洗濯している。
暑いから、洗濯というのは水遊びのようなもので、喜んでやっているのではないかとも思う。

日本の冬のように、手が冷たくて、イヤになったりはしないから。

バンコクの安いアパートに住んでいた頃のこと。
アパートの一階に洗濯屋さんがあった。
洗濯屋さんであって、ドライクリーニングではない。

数日に一回、洗濯物を持っていく。
店のおばさんに、
「あっ、そこの洗濯機に入れといて。」
と言われ、そのまま洗濯機に放り込んでいく。

洗濯物の枚数とか、種類なんて確認もしない。
受け取りの伝票なんて書くわけない。
それで、取りに行ったときは、私の顔を見て、きちんと渡してくれる。

たいしたものである。

第24号 2005年 1月 23日 発行

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知り合いのタイ人の結婚式に行った。

場所は小学校。
最初に聞いたとき、学校のそばに何か建物があり、そこでやるのかと思ったのだが、本当に小学校が披露宴の会場であった。
体育館とかではなく、校庭。

校庭の一部にステージを作り、テーブルとイスが並べられていた。
なにしろ学校の校庭だから、場所は広い。
車を止めるのも余裕である。

6時からということなので、6時過ぎに着くように行くと、着いたのは6時15分頃。

受付で、お祝いを渡し、記念品をもらう。
記念品は、ポケットにはいる位の小さなものである。

新郎新婦に挨拶をして、知り合いである新婦に席まで案内される。
といっても、席順が決められているわけではなく適当な席。
私の場合、元会社の上司という関係からか、一番前の真ん中のテーブル。
本当はもっと後ろのすみっこが好きなんだけど。
まあ、どこでも良いんだけどね。

席について、以前一緒に仕事をしていたタイ人に久しぶりに会ったので少し話をする。

6時からではあるが、まだなにも始まらない。
暇なので、テーブルに置いてある、ウイスキーを、飲み始める。
暇なので、周りを見渡して、テーブルの数なんて数えてみる。
1つの丸いテーブルに、10のイスがあり、そのテーブルが、横に4列、縦に10列、全部で40。
すなわち、400人分の席が用意されていた。
日本で、結婚披露宴、400人というと多いと思うが、タイではごく普通。
そんなに親しくない人も来るし、招待されていなくても来るし、招待された人が友達を連れてくる。

私の経験でも、いままで出席した披露宴で私と一番関係なかったのは、私の家内の友人の弟の結婚式。
家内の友人の弟なんて、結婚式まで見たことも会ったこともなかった。

そんな人たちまで来れば、400人くらいにはなるわけで。
来る人たちも、普段着である。
会社にネクタイをしていくような人たちは、そのような服装。
会社に私服で行く人たちは、本当に普段着。
なかには作業着のままの人もいる。
明らかに、近所の人が紛れ込んでいると思われる服装の人も。

テーブルで、話をしながら飲んでいるとき、新郎新婦は、入口で、披露宴に来てくれた人に挨拶をしている。
その間、ずっと立ちっぱなし。
大変だなーと思いつつ、そろそろ何か始まらないかなと退屈している私。

6時45分位に、ステージで歌手が歌い始めた。
この歌手、べつに新郎新婦の友人でもなんでもなく、歌手である。
三人のミニスカートをはいた若い女の子が、順番に歌を歌い続ける。
結婚披露宴に参加しているというよりも、女の子が歌っている店で飲んでいる感じ。
それにしても、その音の大きいこと。
なにしろ私の席は一番前。スピーカーの近くである。
隣の人と話も出来ない。
音というのは、空気の振動であるということを実感する。

それが延々と1時間。
その間にも、次々とお客さんが来て、新郎新婦は挨拶を続けている。

8時前になり、司会役の若い男の人と、新郎新婦がステージに上がる。
司会者が二人を紹介し、インタビュー形式で新郎新婦に話を聞く。
適当に笑いを取りながら。
その後は来賓の挨拶。
今回は、新郎の勤めている会社の社長と、新婦の勤めている会社のマネージャーの二人。
でおしまい。
その間約20分。

そして再びステージ上では、歌手の歌が始まる。
ステージから下りた新郎新婦は、それぞれのテーブルを回り、挨拶をして一緒に写真を撮る。

その間、私たち参加者は、テーブルに届けられる料理をつまみながら飲み続けるわけで。
ステージを見ると、三人の歌手も、最初は少し緊張していた様子だったのに、このころになると、ノリノリで、腰を振ったりしながら歌っている。

いい加減酔っぱらってきたので、時計を見ると、9時半。
回りを見渡すと、半数くらいは既に帰っていた。
私も、花嫁に挨拶をして、家に帰る事にした。

第25号 2005年 1月 30日 発行

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今日と明日は、選挙のために、アルコール類の販売禁止。
以前に、酔っ払いの乱闘事件でもあったのだろうか。
選挙のときはアルコール類販売禁止となっている。

まあ、何日も前からわかっているわけだから、家で飲む分は買い置いてあるので問題ないが。

今日の夕食は自宅に決まり。ビールを飲むために。

今の季節、暑いのでビールがおいしい。
年中おいしいという話もあるが。
冷房のきいたレストランよりも、オープンスタイルの店でビールを飲んだほうがさわやかな感じで私は好きである。
家でもいつも外で飲んでるし。

問題は蚊。
店に行くと、蚊取り線香を足元においてもらう。
それでも、どうしても何箇所はさされるわけで。

蚊、だけではなく、ほかの小さな虫も飛んでくる。
オープンスタイルの店は、だいたい薄暗いので、小さな虫が料理に入っても気がつかない。
知らずに虫も一緒に食べてるんだろうな。

そのような店で、ビールを飲んでいるとき、グラスの中に小さな虫が入っているのを見つけた。
グラスを交換してもらおうと、ウエイトレスを呼んで、グラスを渡した。

ウエイトレス、かわいい顔でニコニコしながら、ビールの入ったグラスに指を入れて、虫をとり、そのグラスをそのまま、ハイ、と渡してくれた。

すみません。
今度、虫が入ったときは、自分で取ります。

第26号 2005年 2月 5日 発行

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2月8日は家内の誕生日であった。
あっ、人の奥さんの誕生日なんてどうでもいいやと、今回のメルマガ、読むのをやめようとしたそこのアナタ、まあ、お付き合いください。
私には一人しか妻はいませんので、一年に一回だけですから。

2月になったときに、幸いなことに、家内の誕生日を思い出した。
2月5日の土曜日、五歳になる息子が、
「お母さんの誕生日、いつ?」
と聞いてきた。
カレンダーを見ながら、
「この日だよ。」
と教えたのだが、息子が家内の誕生日を気にすることはないわけで。

私が覚えているかどうか、家内が息子に聞かせたに違いない。
思い出していたからよかったものの。

「誕生日、どこかに行く?」
と、私。
「お寺に行く。」
と家内。
「どこの?」
「バンコクのエラワン。」
「何でバンコク?」
「最近行ってないから。」
という、会話が交わされ、誕生日には、バンコクに行くことになった。

タイ人は信心深い仏教徒が多いため、何かあると、お寺に行く。
今までは、たいていアユタヤのお寺に行っていたので、そのお寺と何か関係があるのかと思っていたのだが、今回はバンコク。
どこでもいいのかもしれない。
だったらもっと近くのお寺でもよさそうなものであるが。

まあ、どうでもいいので、素直にバンコクに行くことにした。
伊勢丹に車を止めて、お参りを済ませる。

家内の携帯に友人から電話がある。
「いまどこにいるの?」
「伊勢丹」
「あっ、だんなさんに、プレゼントを買ってもらうんだ。」

違います。
そんな予定はありません。
が、少し気になる。
やっぱり何かプレゼントをしたほうがいいのだろうか。
良いに決まっているが、お金がないぞ。

「今晩のケーキは買った?」
と、私。
「いや、まだ買ってない。どうしようか。」
「伊勢丹で買って帰ろう。」

というわけで、伊勢丹のスーパーのそばのパン屋さんに行き、デコレーションケーキを選ぶ。
何種類かあるうちで、チョコレートケーキを選び、真ん中に、Happy Birth dayと書いてもらう。

よしよし。プレゼントはこれでよし。

家に帰り、今晩の夕食はどうするかという話になる。
まあ、外食でもしようかと話しているときに、向かいの家の人が仕事から戻ってきた。
また、偶然、隣の奥さんも、誕生日が2月8日とのこと。
そのようなわけで、向かいの家、我が家、隣の家、の三軒の家族で、近くのタイ料理屋で食事をすることにした。

せっかく買ってきた、バースディーケーキ、いつ食べるんだろう。
と思っていたら、ケーキは店に持ち込み。

店に着いて、テーブルに座ったら、店員に、
「このケーキ、冷蔵庫に入れておいて。」
6時から9時過ぎまで、ビールを飲みながら、食事をする。

食事が終わり、店員にケーキを持ってきてもらう。
ローソクを立て、ハッピーバースディーなんて歌って、ケーキを切り分けて食べた。

店の会計、2,400バーツ。約6,500円。
大人8人、子供6人である。

第27号 2005年 2月 9日 発行

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2月14日はバレンタインデー。

新聞には、恋人へのメッセージ欄が作られ、レストランでは、カップルのために、夜のディナーの時間帯は、照明が暗くされ、それぞれ、赤いバラの花を贈ったりする。

バレンタインデー、恋人たちの日。

一年中で、バレンタインデーが、処女喪失が一番多い日という統計があるとか。

恋人から夫婦になるための、婚姻届の提出も、わざわざこの日を選んだりする。

思えば6年前・・・・・・。

前の年の暮れに、結婚式は済ませていたが、タイでの婚姻届の提出は、このバレンタインデーまで待っていた。

当日。
バンコクのバーンラックという地区の役所に婚姻届を出しに行く。
「バーンラック」 「愛の村」、という意味らしい。
わざわざ、バーンラックに行く。
私たちがバーンラックに住んでいたわけではない。

タイでは、婚姻届は、現住所とは関係なく、どこでも出せるので、バーンラックで婚姻届を出す人たちが多いらしい。

役所に行く途中、車の中でふと思う。
「今日は日曜日なのに、役所はやっているのだろうか。」
役所に着くと、開いてはいたが、ぜんぜん混んでいない。
カップルらしい人も見当たらない。
窓口で聞くと、近くのホテルに行くように言われる。
ホテル?
また車に乗り、ホテルに向かう。

ホテルに着くと、すごい人。
ホテルの前の歩道には、コピー屋さんまで出ている。
本当にホテルで婚姻届の受付業務をやっていた。
ロビーに入り、受付に行くと、申請書類を渡される。
私の場合、日本人なので、タイ人と外国人が結婚する場合の書類を受け取る。

書類に記入し、必要なコピーをとり、受付をしているホールに入ると、コンピューターを前にした、係員が何人も並んでいた。
少し順番待ちをする。その間に、航空券とかが当たる、抽選があった。
抽選に当たることもなく、順番が来て、婚姻届を提出する。

ロビーに出ると、着飾った人とか、とにかくたくさんの人。
白人の姿も多い。

まさか、こんなホテルでやっていると思わなかったので、私たちは普段着で、カメラも持ってこなかった。

記念品をもらって帰る。
家に帰ってあけてみると、記念品はボールペンと、コンドームであった。

第28号 2005年 2月 14日 発行

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パタヤで、あるタイ人同士の会話。

「パタヤにサシミが来たらどうなるんだろうね。」
「うちは、海岸からかなり離れているから、大丈夫なんじゃない?」
「大丈夫だよ。パタヤには、サシミ、来ないよ。」

いったい何の会話なんだ?

「サシミって、何?」
と、私。

「去年、プーケットに来たじゃない。」
「・・・・・・・・」

それは、ツナミ。

サシミとツナミ、確かに似ているような気もするが。

津波、タイで一躍有名になったが、次に津波が来るまでには、忘れてしまうだろうな。

第29号 2005年 2月 20日 発行

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私の持っているクレジットカード会社から、ダイレクトメールが届いた。
プーケットのホテルの割引。
5割から、7割引。
だいぶん、観光客が戻ってきたという話もあるが、実際はかなり大変らしい。
何も今プーケットに行かなくても、サムイ島とか、ほかにリゾートはあるからね。

今まで何回かプーケットに旅行したが、一番印象に残っているのは、初めてプーケットに行った時。

まだタイ語もぜんぜん話せないときに、知人が日本からタイに遊びに来ることになった。
どこに遊びに行くか、知人はプーケットに行きたいという。

当時住んでいたアパートの近くの旅行代理店に、飛行機のチケットを買いに行く。
「プーケットまでの飛行機のチケットを買いたいんですけど。」
「高いですよ。」
「高いんですか。」
「バスのほうがいいですよ。安いから。」
「じゃあ、バスにします。」
よっぽどお金がないように見えたんだろうなー。
英語で話をすると、めんどうなので、つい相手の意見に同意してしまう。

プーケットまでの往復のバスと、プーケットで宿泊するバンガロー、バス乗り場までの送迎を予約する。
バスは夜行バス。
バンコクを夜出発して、翌日の朝にプーケットに着く。
夜行バス、とにかく寒い。冷房がギンギンに効いている。
話には聞いていたので、ジャケットを持っていったのであるが、それでも寒い。
寒さで目が覚めると、天井についているエアコンの噴出し口を、よそのほうに向ける。
しばらくすると、また寒くて目が覚める。
いつの間にか、エアコンの噴出し口が、私のほうを向いている。
また、よそのほうに向ける。
何回か同じ事を繰り返したが、きりがないので、エアコンの噴出し口に、ティッシュペーパーを詰める。
そのうちプーケットに着き、迎えの車に乗ってバンガローに向かう。

飛行機代が高いと言った、旅行代理店が薦めてくれたバンガロー。
エアコンなんてあるわけない。バスタブもなく、シャワーも水だけ。
でも、雰囲気は最高。
庭に面して、平屋の部屋が並んでいる形なんだが、南国に来ているという実感があった。

せっかくの南国、タイ。
設備の整った高級ホテルもいいけれど、こういう安いところも、面白いと思う。
日本では絶対に味わえない。

それにしても。
バンコクに帰る日の夕方、バンガローに迎えに来てもらって、バス停まで送ってもらう手はずになっていたのだが、車に乗って降ろされたのは、道端。
周りには何もない。
「もうすぐバンコク行きのバスが通るから、それに乗ってください。
予約はしてありますから。」
「どうも。おせわになりました。」

ものすごく不安だった。
バスが来るまで。

第30号 2005年 2月 27日 発行

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昨日は近所の人と、焼肉を食べに行った。
隣の家の14歳の娘さんが誕生日ということで。

近くの焼肉屋さん。タイの焼き肉屋。
日本と違って煙の心配をする必要がない。
日本では、換気扇をたくさんつけたり、煙が出ないような、特殊なロースターを使ったり大変であるが。
昨日行った焼き肉屋の場合、半分以上の席は、外である。
屋根もない。
煙は勝手にどこかに流れていくだけ。

最近やたらと増えている、焼き肉屋さん。
タイ語では、ムーガタ。
ムー、というのは豚肉、ガタというのは、鉄製のなべのことらしい。

日本では焼肉といえば、牛肉なのだが、タイでは豚肉らしい。
このムーガタの店、食べ放題が多い。
食べ放題で一人いくら。ただし飲み物は別。
安いところでは、69バーツくらいからある。

昨日行った店。
120バーツ。
えっ、前に来たときは、確か99バーツだったのに。
多くの店は、69バーツとか、89バーツとか、安さを印象付けるために、端数が付いている。
120バーツ。安さで勝負しないぞ、という意思の表れか。
近くには、89バーツの店だってあるのに。

六時半ごろ行ったのだが、結構お客さんが入っている。
焼肉の素材を見て納得。
とにかく種類が多い。
牛肉、豚肉、シーフード系、焼かずに食べられる、調理済みの焼き飯、そば。
デザートの果物もあるし、アイスクリームまである。
これなら、120バーツも高くないかもしれない。
安い店は、牛肉がない場合も多いし。

店の人が、炭の入ったコンロのようなものをテーブルにおいてくれる。
その上に、ジンギスカンなべのようなものを載せる。
ジンギスカンなべと違うのは、回りにスープが入れられるようになっていて、そこで野菜とかを煮ることができる。

適当に食材を取ってきて、焼いて食べるのであるが、何しろ炭火。
火力調整はできないので、たくさん載せると、すぐに焦げてしまう。
少しずつ載せて食べる。
もっとも、なべは真ん中が膨らんだ形をしているので、多く載せようとしても、周りのスープの中に落ちてしまうのだが。

ビールを飲みながら、焼肉を、たっぷりにんにくの入った、たれにつけて食べる。
やっぱり焼肉にはビールだよね。

いい加減酔っ払って、おなかもいっぱいになり、車を運転して帰る。
飲酒運転か。
まあ、近いから。

一緒に焼肉を食べた、近所の人も、飲酒運転だよな。

隣の家の人、仕事は確か、警察官だったような。

第31号 2005年 3月 5日 発行

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3月である。
異動の季節である。
日本に帰国する人、タイに赴任する人。

タイに赴任される方。微笑みの国、タイにようこそ。

バンコクに住んでいる限り、何の不自由もありませんからご心配なく。
パスポートと、お金さえ持って来れば、何でもタイで手に入ります。

ここ数年で、タイでも手に入るようになったもの。
豆腐。
今までは、卵豆腐のような、丸い豆腐しか売っていませんでしたが、今では普通の四角い豆腐が手に入ります。
納豆。
私は食べないのでどうでもいいですが。

なんでもタイで手に入りますが、日本から持ってきたほうがいい物もあります。
コンピューターソフト。
これも、注文すれば手に入りますが、必要なものは日本から持ってきたほうがいいです。
でも、ソフトによっては、日本で売っているものを海外で使うのは違法という物もありますので、注意してください。

ビデオカメラ。
タイでの滞在中、遊びに行ったりしたときに、ビデオを写そうと考えておられる方、日本で買ってきたほうがいいです。

テレビは、方式が、日本がNTSCで、タイがPALですから持ってきても映りません。
意外に知られていないのですが、ビデオカメラも、NTSCとPALの違いがあります。
タイで売っているビデオカメラは、PALですから、日本にテープを持って帰っても見られないので注意が必要です。

そのNTSCで写したビデオをタイで見るのは、マルチタイプのビデオデッキを買えば問題ありません。
マルチタイプのビデオデッキ、タイで普通に売ってます。

デジタルカメラ。
タイでも売ってますが、日本の量販店のほうが安いです。
故障の心配をすれば、タイで買ってもいいかもしれません。
カメラマニアの人は、日本で買ってきてください。特に一眼レフ。
やっぱり日本のほうが品数豊富ですから。

読書好きな人は、当面読む本を日本から持ってきたほうがいいですね。
タイでも手に入りますが、値段が高いですから。
タイで日本語の本を買うには、日本語の本屋で買うのと、もうひとつ、インターネットで買う方法があります。
雑誌はあまり無いですけど、普通の本ならば、AMAZONに注文すれば、3日くらいで届きます。
まとめて何冊か発注すれば、タイの日本語の本屋さんよりも安いです。

数年前までは、調味料とか、保存のきく食品は持ち込んだほうがいいといわれていましたが、余裕があれば持ってくるという程度でだいじょうぶだと思います。

なにしろ、日本レストランの数も、数え切れないほどあるのですから。

本当に、日本から持ってこなければ困るというものはなくなってしまいました。
次にタイで買ったほうがいいもの。

変圧器
日本から電気製品を持ってこられたときは、電圧の変圧器が必要です。
タイにたくさん売ってますので、わざわざ持ってこなくても。

パソコン。
今お使いのノートパソコンを持ってくる場合、たいていのパソコンのACアダプターは220Vにも対応していますのでそのまま使えます。
が、厳密に言いますと、コードは、220Vに対応していません。
そのまま使っても、全然問題ないですけど、心配ならば、タイでそのコードだけ買うことが出来ます。
デスクトップは、こちらで買ったほうがいいと思います。
日本から持ってくると、故障したら困りますし。
タイの店で、名も知らないショップマシンを買ってみるのも一興かと。
ちなみに日本語のキーボードですが、これも売っています。
ただし、一種類しか見たことがありませんけど。
このタイで売っている日本語のキーボード、タイ製ですが、日本でも同じものが売られていました。

ちなみに、Windows XPは、こちらのバージョンでも、問題なく日本語で使用できます。
わざわざ、高い日本語版を買ってくる必要は無いです。
プリンターもこちらで買ったほうがいいです。
インクジェットの場合、日本で売っているプリンターと、タイで売っているプリンター、同じメーカーでも、インクが違ってたりして、日本で売っているタイプのインクが、タイでは手に入らないことがあります。

パソコンとか、プリンター、タイに持ち込むときは、税金がかかります。
普通は、そのまま税関を通ることが出来ますが。
税金を払わずに持ち込んだパソコンとか、プリンターは、会社で使用しないほうがいいと思います。

会社に税務署の査察とか入った場合、摘発されることがあります。
その税金を払わずに持ち込んだパソコンを摘発するために、査察に入るという、噂があるくらいですから。
最近タイで日系企業をターゲットにして、ワークパーミット、脱税に関する査察がかなり行われています。

最後に車。
中古車を日本からタイに持ち込むのは、事実上不可能です。
新車の場合持ち込めますが、ものすごい税金を取られます。
タイで買われることをお勧めします。
といっても、企業で駐在される方が、自分で車を買われる事はほとんど無いとは思いますが。

第32号 2005年 3月 12日 発行

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前回、タイに赴任される方へ、というテーマで、何を持って入ったらいいかというような話を書いたら、本当にこの春タイに赴任される、メルマガ読者の方から、前回のメールの内容が、役に立ったとメールを頂き、第2回を書くことにした。

今朝、強い雨が降った。
停電。
以前に比べると、回数は減ってきてはいるが、まだ停電することがある。
デスクトップのパソコンをタイで使用する場合、UPSは必須である。

UPS、無停電電源装置。
停電になっても、バッテリーのバックアップで、パソコンを安全に終了させるためのもの。
タイで売っているUPSの多くには、スタビライザーの機能も付いている。
電圧を安定させるために。
タイの電圧は、220Vである。
私の使っているUPSは、電源コードのほかに、コネクターをつなぐと、パソコンでモニタリングすることが出来るようになっている。

暇なとき、なんとなく見ていたのであるが。
入力電圧、最大237V。
17Vオーバーである。
電気機器は、当然ある程度の許容範囲があるだろうから、問題ないのかもしれないが。

タイでデスクトップのパソコンを使われる場合、スタビライザー付きの、UPSを使われることをお勧めする。

MO
日本では、今でも使われているのであろうか。記憶ディスクMO。
これは、タイではまったく普及していない。
MOを売ってはいるが、もしデーターをMOで持ってこられる場合、ドライブも持ってこられたほうがいいと思う。

もう一つ、タイで普及していないもの。
MD
高い新車を買っても、標準装備のオーディオは、カセットとCD。
MD、売ってはいるけれども、普及はしていないな。

ビデオデッキ
最近DVDデッキがかなり普及してきているようである。
ただし、見るだけのものがほとんど。録画は無し。
このDVD、困ったことに、リージョンコードなるものがあり、日本で売っている、DVDソフトは、タイのDVDプレーヤーでは見られない。
日本とタイではリージョンコードが異なるために。

面白い話として。
聞いたこともないメーカーの安いDVDデッキを買う。
そうすれば、リージョンコードに関係なく見られるとか。
安くするために、リージョンコードの識別機能なんて付いていないとか。
確認したわけではないので念のため。

安いDVDデッキを見つけたと思った場合、本当にそれが、DVDデッキかどうか確認してほしい。
安いものは、VCDのみで、DVDが見られないのが多い。

MDは普及していない。ビデオデッキも録画機能が付いていない物が多い。
タイの人は、テレビを録画して見たり、CDをMDに録音しなおすというような、面倒なことはしないのではないだろうか。
テレビは、暇なときにつけて、そのときやっている番組を見る。
CDを買えば、そのまま聞く。音楽カセットを買い、そのまま聞く。

私の家について考えてみれば、衛星放送UBCの番組表が、一ヶ月に一度送られてくる。
届いたときに、ちらりと見て終わり。
タイの一般テレビ局の番組表、見たことないな。

第33号 2005年 3月 17日 発行

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タイに仕事の関係で赴任、あるいは長期滞在される方に。
タイに着いて、住居が落ち着いたら、ショッピングセンターに行くことをお勧めしたい。エンポリアム、伊勢丹、セントラル、東急、など。

どこでどのようなものが、いくらくらいで売られているか。
すぐに必要ではなくても、今後のために。
タイに初めて来られた方、東南アジアの発展途上国だと思って来られた方は特に驚かれると思う。
日本の地方よりも、はるかに商品は揃っている。

ショッピングセンターの中にある、日本の本を売っている本屋さんにも、是非立ち寄ってもらいたい。
東京堂書店、紀伊国屋、泰文堂、など。
参考までに、エンポリアムショッピングセンターに、テナントとして入っている、紀伊国屋の支店は、日本の本は売っていませんので。

日本の本がどのくらいの価格で売られているのか確認していただいて、タイ語に興味がある方は、タイ語関係の本を見ていただくといいと思う。
日本でこれだけタイ語学習関係の本が揃った本屋さんはまずないと思う。

本屋さんに行ったら、バンコクの地図を是非とも買っていただきたい。
普段持ち歩ける大きさで、出来るだけ詳しいものを。
バスマップのような物がいいかもしれない。
それで、自宅が、バンコクのどのあたりに位置しているのか、主要な通りとか、ホテル、その他の場所を確認していただくといいと思う。

次にスーパー。
フジスーパー、ビラスーパー、各ショッピングセンター内のスーパー。
スーパー毎に、品揃えの特徴があるので、見ておかれるといいと思う。
たとえば、フジスーパーは、日本人向けの食材が多い、ビラスーパーは、西洋人向けの食材が多いとか。

日本の本の本屋さん、日本人がよく行くスーパー、などには、日本人向けのフリーペーパーが置いてある。
無料なので、見つけたらもらっておくといいと思う。
大半は、広告であるが、どのような店がどこにあるのかというような、情報収集に役に立つ。

あせらなくても大丈夫。
すぐに必要ではない物は、のんびり探せばいいと思う。

第34号 2005年 3月 19日 発行

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ラーメン亭。
日本の街中でよくある、ラーメンとか、中華丼などの中華料理のお店。
ラーメン亭だけではなく、バンコクには、このような店が何件かある。
ターゲットのお客さんは、日本人だろうが、最近は、タイ人のお客さんも増えている。
ラーメン亭の場合、ラーメンが、100バーツから、150バーツ。
普通のタイのラーメンに比べると、値段は高いが、量が多い。
量が多いといっても、おそらく日本と同じで、タイのラーメンの量が少なすぎるのであるが。

店に入ると、
「いらっしゃいませ。」
「サワディー カー。」
大声で店員がさけぶ。

席について、注文をすると、ウエイトレスが厨房のところに行き、大声で注文を読み上げる。

お客さんが帰るときにも、いっせいに、
「ありがとうございました。」
「コップンマー カー」
と、さけぶ。

うるさい。

お客さんが来るたび、帰るたびにさけぶわけで。

タイに来た当初、うるさいと思わなかった。
最近は、ラーメン亭に行くたびに、うるさいなと思う。
店員に聞くと、日本人のオーナーに、そのように言うようにいわれているとの事。
そういえば、日本でも、店に入ると、
「いらっしゃいませ。」
と、さけんでいるな。

普段よく行くタイ料理の店、あるいはほかの店でも、普通に、挨拶されるだけで、大声でさけぶことはない。

日本の習慣なんだろうか。
 
第35号 2005年 3月 26日 発行

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いよいよ4月。
タイで一番暑い時期。
日中は、40度を越える。

実際、タイに住んでいると、暑いときに外で何かをするということはないので、そんなに気にすることもないのだが。
観光で来られた方は、暑い中、外を歩くことが多いので、うんざりされるかもしれないが。

昔と違い、タイに住んでいると、暑さ対策よりも、寒さ対策が必要だったりする。
映画館とかレストランは、冷房がギンギンに効いているから。

4月にタイに観光に来られる場合、暑いからといって半袖だけではなく、長袖の服も用意されたほうがいいと思う。

第36号 2005年 4月 2日 発行

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私の住んでいる住宅街は、表通りから垂直に道があり、その道に沿って、左右に魚の骨のようなソイと呼ばれる細い道が出ている。
それぞれのソイに、片側3軒から4軒、全部で、6軒から8軒という感じで住宅が立ち並んでいる。
表通りに面した、住宅街の入り口には、ゲートがあり警備員がいて、関係ない車が入ってこられないようになっている。
住宅街全体は塀で囲まれているわけであるが。

なにしろ、郊外のために、住宅街の周りには何もない。
空き地。
その空き地で、ある日曜日の夕方に火事があった。
空き地は、少し沼地のような感じで葦のような物がたくさん生えている。
そこの枯れた葦が燃えた。
火事だという話を聞いて、表に出てみると、たくさんの煙。
私の家の隣が、住宅街の外側の塀に接しているのだが、隣の家に入り、塀越しにのぞいてみると、火が塀に平行な形で一直線に燃えながら、こちらに迫ってくる。
あわてて、近所の人と、水道のホースを取り出して、塀越しに消火活動をする。
どんどんこちらに近づいてくる。
塀まであと2メートルくらいに近づくと、こちらが風下のために、煙で、目は痛いし、むせる。
塀の上には、外部からの侵入を防ぐためのフェンスがあるため、上に登ることが出来ない。
台に乗って背伸びした状態で、フェンスの隙間からホースを出し、狙いをつけて放水する。


水道のホースの為に、たいした量の水は出ない。
消防車は来ないのかと聞くと、連絡はしたのでもうすぐ来るとの事。

なかなか来ない。
すでに一時間近くが経過している。
塀越しに空き地の遠くを見てみると、消防車が来ている。
私たちの住宅街の反対側に。
「何であっちに行ってるんだ。」
「あっちも燃えているから。」
あっちも燃えているのか。でも、先にこっちに来いよ。なんて勝手なことを思いながら消火活動を続ける。

消防車が来たとの連絡がある。
私たちのいるソイではなく、隣のソイに。
そのソイ近くの方が火の勢いは強い。
ちょうどその近くの家の人が外出していたために、消火活動をしていなかったから。

消防車が来たというのに、なかなか消火活動が始まらない。
「何をしてるの。」
「ポンプのエンジンがかからない。」
近所の人にホースを渡して、消防車を見に行く。
消防車、というよりも、ただの赤いピックアップトラック。
荷台に何本かの消火器が積んであり、荷台に積んできたと思われるエンジン付きのポンプを地面に置いて、一生懸命ロープを引っ張ってエンジンをかけようとしているのだが、かからない。
しばらく見ていたが、かかりそうにないので、私の家の隣の家に戻り再びホースで消火を続ける。

しばらくして、エンジンのかかる音が聞こえる。
やっとエンジンがかかったか。

しかし。消火活動が始まらない。
「なにやってるの。」
「エンジンはかかったけど、ポンプが水を吸い上げない。」
見に行っていた近所の子供の話。

再び、近所の人にホースを渡し、見に行く。
一生懸命、バルブのようなものを操作したりしているが、水をくみ上げる様子がない。
そのホースが差し込まれている溝をのぞいてみると、どぶのようなもので仮に吸い上げても一瞬で水がなくなるのではないかと思ったのだが。

しばらく見ていたが、ダメだな、と思い、再び消火の手伝いに戻る。
火事が発見されてから、すでに2時間は経っていて、消火の効果があったのか、空き地の葦が燃え尽きたのか、火の勢いは収まった。
そのころになると、夕食の支度をしに自宅に戻る人もあり。

私も、とりあえずホースは塀の上に引っ掛けて、自宅に戻りビールでも飲むことにする。
自宅に戻ると、家の中が、煙臭くなっていた。

缶ビールを飲み終わったころ、
「消防車が来たよ。」
見に行く。
今度の消防車、タンクローリーのようなもので、水を運んできている。
そのころには、もうあたりは暗くなっていて、懐中電灯で、塀の向こうを照らしながら、
「あそこにまだ火が残っている。」
と、最後の消火をした。

家が燃えていたら、消防車が来るまでに間違いなく全焼しているな。

第37号 2005年 4月 10日 発行

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先日、日本から知人が来たので、一緒にタイスキを食べることにした。
夕方、6時に、サイアムスクエアのMKで待ち合わせ。
サイアムスクエアというのは、ショッピングセンターとか、いろいろな店が並んだところで、近くに大学もあり、いつも多くの人でにぎわっているところ。

MKというのは、有名なタイスキのチェーン店。
このMK、日本にもいくつかの支店があったなと思い、検索してみると、 なんと九州にいっぱいある。
知らなかった。
確か横浜とか東京にもあったようにも思ったのだが。

約束の日、なんとなく家でのんびりしていて、ふと時計を見ると、5時を過ぎている。
あっ、間に合わないかもしれない。
私の家からサイアムスクエアまでは、普通は車で一時間くらいかかる。
あわててタクシー会社に電話して、服を着替える。
タクシーが自宅に来たのが、5時半。
絶対に間に合わない。
友人は携帯電話を持っていないので連絡できないし。

この日はソンクランの期間中。
地方からバンコクに出てきている人の多くが田舎に帰っている。

高速に乗り、空港を通り過ぎて、バンコク市内に入ったのだが、ものすごく空いている。
いつも混んでいる交差点、渋滞している道路がうそのよう。

6時ちょうどにサイアムスクエアに到着。
間に合った。
タクシーから降りたら何か妙な雰囲気。
みんなが立ち止まってこちらを見ている。

えっ、なんで。

あっ、今、国歌が流れている。
夕方6時に国歌が流されて、そのときはすべての人は立ち止まらなければならない。
うっかりしていた。
私の家の近くでは、国歌、流されていないもの。
あわてて、歩道で立ち止まる。

国歌が終わり、MKに行く。
国歌の時間分の遅刻。

第38号 2005年 4月 18日 発行

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ドラえもんのショーがあるらしい。
子供が見たいというので、ステージのところまで降りていき、ステージの前に座る。
ドラえもん、35周年。

しばらくすると、女の人がステージに出てきて、しゃべり始める。
ドラえもんに関するクイズ。
「ドラえもんは猫なのに怖い動物は何でしょう。」
ハーイ、と、子供たちが手を上げて、女の人が指名して、子供がステージに上がり答える。
「ねずみ」

正解すると、インスタントラーメンがもらえる。
1袋ではなく、ビニール袋に10袋ぐらい入っていた。

「ドラえもんの好きな食べ物は。」
ステージに上がった女の子。
「カノンパン ピン。」
タイ語でトーストのこと。
司会の女の人、少し困る。
「ドラえもんの好きな食べ物は、どら焼き、どらやこ、どちらでしょう」
どらやこって。
タイでも、どら焼きは、そのまま日本語と同じで、どら焼きなんだね。

次は、若い女の人二人、男二人が出てきて、ステージの上で踊る。
ステージを作ると、女の人を踊らせないと気がすまないらしい。
女の子の服装、ビキニを少し大きくしたような、白い服装に、水色のスケスケの服。
一人の女の子は、おへそにピアスしているし、もう一人は、おへその下にイレズミ。
ステッカーかもしれないけど。

タイの子供たち、小さい頃から、こういうのを見て育つんだね。

踊っている途中で、ステージにドラえもん登場。
子供たち大喜び。

ドラえもん、登場したけど、踊らない。
無理だって。
着ぐるみ、ドラえもんの形だから、頭がやたら大きくて、足なんて、30センチくらいしかない。
出てくるときも、横向きのカニ歩きだったもの。

「あんなこといいな、出来たらいいな。」
ドラえもんのテーマソング、この曲をアレンジもしないで、あんなに踊れるとは知らなかった。

第39号 2005年 4月 24日 発行

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バンコクに、エンポリアムという高級ショッピングセンターがある。
おそらくタイで一番高級。
ルイヴィトン、グッチ、その他いろいろなブランドがテナントとして入っている。

私はそんなテナントに用事はなく、日本の本を売っている本屋、特に近くにある、古本屋に行くために、駐車場を利用するのだが。

その駐車場の入り口、チケットを取るように機械が設置されている。
ボタンを押して、出てきたチケットを取るのだが。
ここはタイ。
チケットを取ってくれる係員がいる。
係員がボタンを押して、出てきたチケットを手渡してくれる。

以前は、チケットを受け取るとき、テロ対策のために、車の裏側を鏡を使って覗き込んでいた。

今は車を止める場所の下が、よく磨かれたステンレスの板になっており、鏡を使わなくても見えるようになっている。
車の両側で、そのステンレスの板を見る係員が二人。

駐車場の入り口に、なんと三人の従業員。

駐車場の中に入ると、通路が狭い。
いや、通路が狭いのではなくて、混んでくると通路にも車を止めるので、狭くなってしまう。
その通路に止めた車、普通の駐車スペースに止めた車を出す場合、手で押して動かす。
タイの駐車場で車をとめる場合の原則、ギアはニュートラル、サイドブレーキは引かない。
いつでも押せるように。

あるとき、私の車の前に車が止まっていたので、押そうと思い、トランクに手をかけて、力を入れた。
ところが意外に軽くて、あっと思った時はすでに遅く、前の車にゴツンとぶつけた。
押すことは出来ても、引くことは出来ないからね。

傷がついたかどうか、見ないで出て行きました。
すみません。
ちなみに押した車は、BMWの5シリーズ。
タイでは1千万円を超える車。

でも、おそらく毎日のようにあることだと思う。
通路に止まっている車を見ても、すでにくっついているのがあるもの。

押されたときに、前後の車に当たって傷がつくのはあきらめるしかない。
私も以前、通路に止めていたら、戻ってきたとき、後ろの車とバンパーがくっついてました。

それにしても。
通路にフェラーリが止まっているのを見たときは驚いた。
フェラーリを押して、前の車にゴッツン。
あるだろうな。きっと。
あの車軽いから。

第40号 2005年 5月 1日 発行

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エンポリアムの駐車場、いつも混んでいる。
平日の昼間、なぜこんなに車がとまっているんだと思う。
BTS(高架鉄道)ができて、エンポリアムの駐車場に車を止めて、そこからBTSに乗って出勤する人が出てきたらしい。
それでよけいに混んでいるという噂なのだが。

エンポリアム側もそう思ったらしく、BTSが出来るまでは駐車料金は無料だったのだが、土日は今まで通り無料、平日は三時間まで無料、それ以上は駐車料金を取るということになった。

普通に買い物したり食事する場合は、三時間もあれば十分だが。

それでも駐車場は混雑していて、とめられない時がある。
最近新しい駐車場が出来た。
この前行ったとき、普段とめている地下駐車場の入り口で係員が、この駐車場は満車なので、新しい駐車場に行って下さいと、メガホンで叫んでいたので、新しい駐車場に行ってみた。

ビルの駐車場。
一階はすでに満車。二階も満車。三階に空きを見つけて、車を止める。
エレベーターで一階に降りると、いすが並べてある。
なにかなと思ったら、エンポリアムまで、送迎しているとの事。
せっかくだから送ってもらおうと、そこに立っていると、ゴルフのカートを大きくしたような、電動の送迎用の車が来た。

そんなに大きなものではないので、6人くらいしか乗れない。
その車に乗って、エンポリアムまで送ってもらう。

至れり尽くせりのサービス。

だけど。
歩いてもすぐなんだけど。
数十メートルしかない。
本当にタイ人って、歩くのが嫌いだな。

買い物を済ませて、駐車場にもどるときは、送迎車を待っているのも面倒だったので歩いて戻った。
新しく出来た駐車場、いったい何階建てなんだろうと、見てみたが、わからなかった。

4階から上は、まだ工事中だったから。

第41号 2005年 5月 9日 発行

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先週家内の実家にお葬式に行ってきた。

夕方、家内の実家に着くと、御棺が置かれて、その前、周りには、花とかお供え物が飾ってあった。
白い御棺で、金色の仏像とかの書かれたもので装飾されている。
床に直接置かれているのではなく、二段の台の上。
かなり高い位置。
その御棺は、電飾で飾られている。
クリスマスに、クリスマスツリーにつけるような電飾。
ちかちかと点滅している。

派手である。

近所の人たちとかが、焼香に来られる。
香典の渡し方。
結婚式の場合、お祝いは、招待状の入っていた袋に入れて渡す。
お葬式の場合は、招待状はないので、どうするのかなと興味があったのであるが。
普通の封筒で渡している人。
現金、そのままで渡している人。
面白いのは、封筒が用意されていて、来られた方が、封筒くださいというと、渡していた。

香典をいただくと、御棺にくっつけて、何かぶつぶつ言っていた。
おそらく、
「誰々さんからいただきましたよ。」
というようなことを言っていたのだと思うが。

次の日。
いよいよお葬式。
朝、7時ごろに、お坊さんが来て、お経を上げる。
私はまだホテルにいたので見ていないが。

9時頃、私も家内の実家に行く。
特にすることはない。
何も出来ないけれど。

外には、テントが張られ、テーブル、いすが並べられ、多くの人が座っている。
家の裏側では、女の人たち20人くらいで、料理を作っている。
野菜を切ったり、皮をむいたり。4つのガスコンロで、炒め物をしたり。
近くに行くと熱い。

それにしても音楽がうるさい。
大きなスピーカーを置いて、がんがん音楽を流す。
別にお葬式に向いた音楽ではなく、普通の音楽。
どこかで見た光景だなと思ったら、私の結婚式のときと同じ。

ふと気がつくと、家内の弟、それに親戚の男の人、数人が、頭を丸めて黄色い袈裟を着ている。
お葬式のときは、お坊さんになるのか。
女の人はと見ると、真っ白な袈裟のようなものを着ている。
尼さんか。

11時ごろにお坊さんが来ると聞いていたのだが、12時を過ぎても来ない。
確認すると、
「だいたい11時頃だから。」
だいたいというのは、何時間の余裕があるのだろうか。
1時になって、お坊さん10人くらい到着。
これから始まるわけで。
お坊さんの読経が始まる。
近親者は、室内で、じっと手を合わせて、聞き入っている。
外にいる人たち、お坊さんが来る前と変わらず。
ウダウダとしている。
変わった事といえば、音楽がお坊さんの読経になったことぐらい。

読経も終わり、いよいよお寺に向かう。
御棺をピックアップトラックに載せ、親族がそれぞれ、お供えとか、遺影とかを持ち、お寺に向かって歩き始める。

私は子供をつれて一番前を歩いていたのだが、知らない普段着のおっさんが、前を歩いている。
右手にポップコーンの入った大きなビニール袋を持って。
歩きながら、左手で、ポップコーンを取り出して、道にまいていく。
何の意味があるのだろうか。
「鳥にえさをやっているの?」
子供に聞かれたのだが、それは違うと思う。

お寺に着くと、火葬場の周りを一周して、火葬場に御棺を安置する。
いきなり火葬場。

お寺では、境内にテントが張られ、いすが並べられており、火葬場の前の建物には、お坊さん、20人くらいが並んでいる。

読経が始まるのかと思ったが、記念撮影が始まった。
火葬場の前の階段に順番に並んで写真を写す。
写真と、ビデオ撮影のために、写真屋さんをよんでいたのだから。

そのあと、読経が始まる。
読経のあと、線香を持って、親族から御棺の所に供える。
線香に火はつけない。
お参りを済ませ、火葬場から降りると、いきなり耳元で、シュッという大きな音が。
バンバン。
ロケット花火を打ち上げている。

参列者全員がお参りを済ませると、御棺が、火葬の為の台車に載せられ、親族のみが再び、火葬場に上がる。

初めて御棺のふたが取り除かれる。
毛布にくるまれた遺体。
顔にかけられてたタオルを、家内の弟が身を乗り出して、口にくわえて取り除く。
お寺に来るときに、私の前を歩いていたおっさんが、おもむろに椰子の実を取り出して、遺体の上で、ナタのようなもので叩き割り、中身を御棺の中に注ぐ。

御棺のふたを閉め、いよいよお別れ。
御棺の下に敷いてある、小さな木に家内の弟が火をつける。
ぐるりと火をつけて、少し燃え始めたら、火葬の為の炉の中に台車を押して入れる。

炉の扉が閉められ、家に戻ることにする。
そのころには、すでに参列者はほとんど帰っていて、境内のテントとか、いすとかは片付け始められていた。

第42号 2005年 5月 18日 発行

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コンビニが増えている。
セブンイレブンとか、ファミリーマートとか、その他タイ資本のもの。
バンコクだけではなく、地方にもどんどん出来ている。

私が初めてタイに来たときは、コンビニなんてなかった。
タバコを買う場合、何か飲み物を買う場合は、屋台とか、怪しげな一般の店で買っていた。
どうしても少しは店の人と会話しなければならないわけで。
とりあえずタイ語の数字を覚えた。
値段を聞いても、わからなかったから。
タイ語の数字を聞く練習のために、値段がわかっているタバコを買うときでも、値段を聞いたりして。

今は、コンビニに行けば、言葉の心配は要らない。
日本と同じように、商品を選んでレジに持っていけばいいわけで。
値段はレジに表示されるし。

セブンイレブンなどは、本当に日本と同じである。
違うのは、弁当がほとんど無いことくらい。
売っている雑誌は当然タイ語の雑誌だけれど。

タイのコンビニと、日本のコンビニとの違い。
タイのコンビニのカウンターには、必ずコンドームがある。
三個入りくらいの、小さなパッケージ。
いろいろな種類。味つきとか。
ついでにローションも売っているわけで。

コンビニに限らず、スーパーのレジのところの、キャンディーとか売っているところにも、必ずコンドーム。

もしかして、タイではコンビニ、スーパーのレジには、コンドームを置かなければならないなんて、法律でもあるのかと思うくらい。

レジで売っているというのも、いいのか悪いのか。
選びにくいと思うんだけど。

レジで商品を店の人が、値段をピッとしているとき、当然私はレジの前に立っているわけであるが、その横から、カウンターに商品を置く人が必ずいる。持っているのがめんどくさいのか。
この前コンビニに行ったときは、後ろの人の分も、一緒に会計されそうになってしまった。

コンビニが増えたおかげで、私もスーパー、コンビニ以外の普通の店に行くことはなくなってしまった。

普通のタイの人と、話をする機会が減ってしまったわけで、なんだか寂しく感じる。
やたらと愛想のいいおばちゃん、愛想の悪いおばちゃんとかがいて、それはそれで面白かったのだが。、

便利になることが本当に幸せになることなんだろうか。
日本のコンビにでは、弁当の新鮮さを保つために、一日に何回も配送している。
弁当に記入する日付の関係で、夜中の12時を過ぎてから、弁当を作り始めたりするわけで。
そのうちタイもそうなるのだろうか。
たかが弁当を作るのに、夜中に仕事をするというのは、おかしいような気がするのは私だけだろうか。

第43号 2005年 5月 23日 発行

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がたんといすが壊れた。
普段使っているいす。
パイプに布をつけただけの簡単なものなのだが。
リラックスして座るには、とてもよくて気に入っていたのに。
まだ一年くらいしか使っていないのに。

タイに来て、感じたこと。
物が壊れる。
今住んでいる家、おそらく1/3の電球は切れたまま。
最初はこまめに交換していたのだが、あまりに切れるのでそのままにしている。
交換しようと、電球に手をかけると、点いたりして。
接触が悪いものもあるんだよね。
差込口の方はぐらぐらしているし。

エアコン。
冷えない。
設定温度を20℃位にしているのに、全然涼しくならない。
販売店の人を呼んで、修理しても、すぐだめになる。
あるときなんて、
「部屋が広いからこんなものです。」
なんて言われる。
そんなに私の家は広くない。

リモコンもダメ。
寝室で使っているエアコン、リモコンを本体のかなり近くまで持っていかないと、作動しない。